2024年11月21日、駐日コートジボワール大使IPO Gbolié Désiré Wulfran氏と駐日コートジボワール大使館水産アタッシェGnandji Danielle氏が井上俊哉学長を表敬訪問し、博物館、図書館、森のサロンを視察されました。
今回の訪問は、本学ヒューマンライフ支援センター内野美恵教授がNPO法人「海のくに・日本」と協働している、西アフリカの漁業女性を支援する活動「魚のすり身研修プロジェクト」を発端としています。プロジェクトリーダーである白石ユリ子氏は、女性が栄養学を学べる大学をアフリカ全土に設立することをプロジェクトのゴールとしており、アフリカの栄養女子大学構想のモデル校として東京家政大学を想定している旨をコートジボワール大使に伝えたところ、是非東京家政大学を視察し、学長に表敬訪問したいとのお申し出がありました。
大使は、井上学長、ヒューマンライフ支援機構飯塚機構長、白石ユリ子氏、ヒューマンライフ支援センター内野教授等と会談し、東京家政大学の建学の精神である「女性の自主自律」、栄養学をはじめとする生活に根差した実践的な学び、女子大学という安心安全が保障された環境、本学の大らかな校風について、まさにアフリカの女性に必要な教育要素であると本学への理解を深められました。
会談後は、学生と教職員が大使ご一行をアテンドし、博物館で本学の歴史を紹介しました。図書館では充実した図書環境と、実際の学生が学習している様子を視察されました。森のサロンでは、大使は地域の親子と交流され、学生が考案した食育おもちゃを熱心にご覧いただきました。