東京家政大学ワークライフバランスin農業女子プロジェクト

ヒューマンライフ支援センター

 

食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。


女性の職業としての農業を考える

実施年度 :2018~継続
連携先  :農林水産省農業女子プロジェクト/農林水産省関東農政局/東京都産業労働局農林水産部食料安全課
概要   :「農業女子プロジェクト」は、農林水産省が推進する、女性農業者の知恵を企業のノウハウなどと結びつけ新たな商品やサービスを創造し社会に広く発信することなどが目的のプロジェクトです。本学は2018年に、農業女子プロジェクトが教育機関と連携し、教育機関によるプログラムと活躍する農業女子の魅力を結びつける取り組みを行う「チーム“はぐくみ”」に加入しました。
本学特有の取り組みを「ワークライフバランスin農業女子プロジェクト」と命名し、国内外の農地の視察や農業体験、農業女子との交流等を通じて、職業としての農業の可能性について考える取り組みを実施しています。農業を女性の視点からコミュニティビジネスとして創造し、子どもの貧困や中高年の健康、高齢者の孤独といった社会問題についても農業で解決できないかを考える機会としています。参加した学生は、農業女子の働き方が自分の人生を豊かに彩る可能性に気づきはじめています。

※所属・役職・名称などは当時のもの


2024年度(令和6年度)

一般社団法人 台湾有機食農遊芸教育推進協会 食育活動視察

開催日  :2024年10月30日(水)
参加学生 :栄養学部管理栄養学科2名/家政学部服飾美術学科1名/健康科学部看護学科1名
指導   :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵

食育活動視察のため、台湾から一般社団法人 台湾有機食農遊芸教育推進協会ご一行33名が視察に訪れました。本学ヒューマンライフ支援センターが実施しているワークライフバランスin農業女子プロジェクトへの関心と、台湾より約20年先行する日本の食育活動の視察先として本学が選ばれました。
本学博物館を見学後、森のサロンにて学生が考案した食育おもちゃを視察、内野美恵教授による本学の食育産学官連携事業の紹介講義を受講されました。最後に本学学生によるミニ食リンピックを体験され、大いに盛り上がりました。
ヒューマンライフ支援センター所長大西淳之教授から「台湾から多くの学生に留学してほしい!」とご挨拶し、視察団をお見送りしました。

企画展“発酵”の見学(博物館)
学生が考案した食育おもちゃ等の視察(森のサロン)
内野美恵教授による食育講義
ミニ食リンピック体験「まめまめジャンプ」
ミニ食リンピック体験「さわってつかんで」
集合写真

「とうきょう元気農場」農場体験見学会 食育活動視察

開催日  :2024年10月12日(土)
連携先  :東京都産業労働局農林水産部食料安全課
協力   :東京都農業振興事務所/とうきょう元気農場生産組合
参加学生 :栄養学部管理栄養学科2名
指導   :ヒューマンライフ支援センター課長 和合竜一

東京都主催、「とうきょう元気農場」農場体験見学会に参加しました。とうきょう元気農場は、八王子にある4.8ヘクタールの畑で、都内の学校給食用の野菜を生産しています。
およそ1時間を掛けて広大な農場を歩いて見学しました。ダイコンの畑では、近年の酷暑や大雨への対応や対策のお話を聞きました。また、実際にサツマイモの収穫を体験し、収穫の喜びとともに、農業に従事する方々や農作物に対する感謝の気持ちを実感することができました。

とうきょう元気農場
サツマイモの収穫体験の様子
収穫したサツマイモ

2022年度(令和4年度)

城北信用金庫との産学連携事業

開催日  :2022年11月11日(木)
連携先  :城北信用金庫
参加学生 :全学部学科・科
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵

本学学生を対象に、農業女子プロジェクトメンバーや城北信用金庫によるセミナーを実施しています。農業との様々な関わり方を学び、自身の大学での学びと農業を結び付けた新たな可能性を探す機会となっています。

城北信用金庫による講演
農業女子による講演
セミナーの様子

2019年度(令和元年度)

職業としての農業を考えるためのセミナー

日程   :2019年10月17日(木)、2020年11月12日(木)(オンライン配信)、2021年11月25日(木)(オンライン配信)
主催   :農林水産省関東農政局
参加学生 :全学部学科・科
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵

本学学生を対象に、農業に従事する農業女子プロジェクトメンバーなどによる講演や、農林水産省関東農政局による就農支援策に関する説明などを内容とするセミナーを実施しています。持続可能な力強い農業を実現するためには新たに就農し農業を行う青年農業者の育成や確保が重要な課題となっており、これまで農業に関わりの少なかった大学生を対象に農業について知ってもらう機会を提供したいという国の要望と、東京家政大学ワークライフバランスin農業女子プロジェクトの趣旨が合致したことで開催の運びとなりました。

2021年11月25日(木)
オンライン配信の様子
2021年11月25日(木)
オンライン配信の様子

学生有志団体 緑苑祭学生企画 おこめCafe

開催日  :2019年10月26日(土)、27日(日)
会場   :東京家政大学ヒューマンライフ支援センター
参加学生 :家政学部栄養学科21名/家政学部環境教育学科1名/家政学部服飾美術学科1名/人文学部心理カウンセリング学科1名
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵

「ワークライフバランスin農業女子プロジェクト」に賛同する学生が、お米の魅力を再発見し、情報発信することを目的にカフェを出店しました。勉強会への参加や、学内でバケツ稲や野菜の栽培、フィールドワークとして農業女子メンバーへのインタビューを経て、オリジナルメニューと掲示物で来場者へPRしました。

提供メニュー
栃木県大田原市で育った ふっくらおいしい新米のご飯/千葉県長南町で育った素材のおいしさそのまま しいたけとれんこんのグリル焼き/家政大手作りのおみそを使った かぼちゃのすいとん入りおみそ汁/米粉のマフィン
もみすり体験コーナー
学内で野菜を植える様子

2018年度(平成30年度)

ジャパンハーヴェスト チラシ制作

参加学生 :家政学部造形表現学科 1名
指導   :家政学部造形表現学科 准教授 宮本真帆

2018年11月3日(土)、4日(日)、丸の内中通りで、農林水産省主催 食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト2018」が開催されました。農業を体験できるエリア「Agri Field」内の、農業女子マルシェ出店者17名の紹介と農場女子プロジェクトの概要を記載したチラシを制作し、来場者に配布しました。

学生有志団体 緑苑祭学生企画 Café MOTTAINAI

開催日  :2018年10月27日(土)、28日(日)
会場   :東京家政大学ヒューマンライフ支援センター
参加学生 :家政学部栄養学科16名/家政学部環境教育学科1名/人文学部心理カウンセリング学科1名
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵

本学特有の取り組み「ワークライフバランスin農業女子プロジェクト」に賛同する栄養学科の学生を中心に、様々な学科の学生が協力して、「普段捨ててしまいがちな野菜の皮や葉の活用」をテーマに本学文化祭にてカフェを出店しました。農業女子プロジェクトよりご提供いただいた野菜を使ったメニューの提供や、収穫体験やインタビューをもとにした掲示物作成などを行いました。

Café MOTTAINAI
提供メニュー
サクッと香ばしい豆乳スコーン/ブルーベリーのジャム
掲示物

ごはん会議

実施年度 :2017~2019
連携先  :象印マホービン株式会社(ライスマイルプロジェクト)
参加学生 :家政学部栄養学科5名/人文学部心理カウンセリング学科1名
指導   :ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵

これからのごはん消費を担う若者にもっとごはんを好きになってもらい、ごはんを食べてもらうために、ライスマイルプロジェクトと農業女子プロジェクトがコラボレーションし、象印マホービン株式会社社員とお米づくりをしている農業女子、大学生が若者に向けた取り組みを企画・実現する会議に参加しました。会議は全3回開催され、第1回はごはんのアピールポイント、第2回はアピールポイントに対する具体的な施策、第3回では施策の内容を考えました。施策の具現化として25才以下の若者を対象としたイベント「集え!U25 極うまBBQ炊飯」を実施しました。

第2回 ごはん会議
第3回 ごはん会議
集え!U25 極うまBBQ炊飯