双日食料株式会社との取り組み

ヒューマンライフ支援センター

 

食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。


ミールキット・業務用キット商品開発プロジェクト 他

実施年度 :2022〜2023
連携先  :双日食料株式会社
概要   :総合商社 双日グループのなかでも食料に特化した事業を展開する双日食料株式会社と産学連携事業を実施しています。食の最先端や流通について学び、学生がレシピ開発や商品開発を行う取り組みを行っています。

※所属・役職・名称などは当時のもの


2023年度(令和5年度)

牛バラ肉を使った弁当開発

参加学生:家政学部栄養学科6名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


全国のスーパーへ向けた商談見本品として、牛バラをつかった弁当レシピの依頼があり、本学で栄養学を学ぶ学生より26名から35点のレシピアイディアが提出され、6名の学生が採用されました。最終選考に残った学生は、双日食料株式会社のテストキッチンにて、レシピアイディアを商品化に向けてブラッシュアップする作業に参加しました。


2023年6月29日(木)
第1回試作検討会
2023年7月13日(木)
第2回試作検討会
2024年2月14日(水)~16日(金)
スーパーマーケットトレードショー2024 サンプル品展示の様子
参加した学生の声

家政学部栄養学科
商品化するうえでは栄養面や味付け・見た目だけではなく、コストや販売の際の調理作業面など様々なところに目を向けて開発を行っていかなくてはいけないため、その中でもお客様に美味しく楽しく食べてもらえるような商品を考案するということがとても難しかったです。

家政学部栄養学科
試食や盛り付けでは、試行錯誤を繰り返しながら何度も盛り付け方を変えることで、どのようにすれば彩りが良くなるのか、より統一感のある美味しいものができるのかを考え、それぞれの意見や考えを積極的に出し合い、炭火焼きカルビを使ったお弁当へのコンセプトを一致させることができました。

家政学部栄養学科
自分たちで考案したものが、試作品として形になったものを見て感動しました。またオフィス内のシステムキッチンを見学させていただいたり既存の商品を使用するといった、授業では経験できない貴重な体験でした。商品を生み出すためには、今ある商品や他社の動きを見て分析しトレンドをつかむこと、そして商品の良さをどう伝えるか、見せ方の工夫も必要であることを学ぶことができました。

2022年度(令和4年度)

肉ベジ(大豆製品)と食肉を使ったレシピ開発

参加学生:家政学部栄養学科12名/栄養学部栄養学科1名/栄養学部管理栄養学科1名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 専門職員 管理栄養士 堀田千晶/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵


双日食料株式会社との産学連携事業として、「ミールキット・業務用キット商品開発プロジェクト」が始動。栄養学を学ぶ学生が、子育て世代の共働き家庭をターゲットに、野菜・肉・タレが合わさったミールキットのアイデアを提案しました。 食肉部門と植物肉部門の2部門を設定し、応募総数46点の中から3点ずつ選出された学生アイデアは、サンプル品として食品展示会「スーパーマーケットトレードショー2023」と「FOODEX JAPAN2023」の同社ブースにてコンテスト形式で試食提供されました。 参加学生は企業セミナーや食品展示会の見学、試食会に参加し、商品開発のポイントやマーケティング、プラントベースミート(植物肉)などの食の最先端の情報を学ぶことができました。 今後は食品展示会でのコンテスト結果を踏まえ、同社にて商品化を進めていただく予定です。


2022年10月13日(木)
説明会
2022年12月1日(木)
双日食料株式会社によるセミナー
2023年2月15日(水)~17日(金)
スーパーマーケットトレードショー2023 企業ブース
2023年2月15日(水)~17日(金)
スーパーマーケットトレードショー2023 サンプル品展示の様子
2023年3月7日(火)~10日(金)
FOODEX JAPAN2023 企業ブース
2023年3月17日(金)
サンプル品試食確認会
参加した学生の声

家政学部栄養学科
自分のアイデアが形になって、実際に試食することができ、とても嬉しく、感動しました。プロのアドバイスや調理方法などをお伺いし、有意義で勉強になりました。

家政学部栄養学科
この取り組みに参加し、将来の職業としてレシピ開発に携わりたいと思いました。就職活動へ向けて迷っていましたが、可能性を見出すことができました。斬新なアイデアを生み出すには、流行に敏感になり、外食時にもメニューを見て学ぶ必要があることを実感しました。

栄養学部栄養学科
レシピアイデアの発案だけでなく、セミナーや食品展示会、試食会への参加を通して、様々な学びを得ることができました。植物肉(プラントベースミート)についても学ぶことができ、食を学ぶ学生として、今後の展開にも注目したいと思います。

アイキャッチシールデザイン

参加学生:造形表現学科1名
指導  :家政学部造形表現学科 准教授 宮本真帆


双日食料株式会社が出展する「スーパーマーケットトレードショー2023」(2023年2月15日(水)~2023年2月17日(金))、および「FOODEX JAPAN2023」(2023年3月7日(火)~10日(金))にて、本学で栄養学を学ぶ学生が考案した産学連携商品が展示されるにあたり、本学造形表現学科の学生が販売促進用のアイキャッチシールのデザインを行いました。
2022年10月26日(水)造形表現学科の学生へ公募を行い8名から14点の応募があり、12月6日(火)デザイン選考会にて2点のデザインが選定されました。同学科宮本真帆准教授指導のもと学生2名がブラッシュアップを行い、1点が採用となりました。


2022年12月6日(火)
アイキャッチシールデザイン選考会
2023年2月15日(水)~17日(金)
スーパーマーケットトレードショー2023 サンプル品展示の様子
アイキャッチシール
参加した学生の声

家政学部造形表現学科
アイキャッチシールという新しい媒体に挑戦できたことで、シールとしての意義や小さいものにデザインするコツを学ぶことができました。企業様と関わらせていただくことができる、貴重な機会となりました。