東武百貨店 池袋本店との取り組み

ヒューマンライフ支援センター

 

食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。


有名レストランとのメニュー開発

実施年度 :2004~2014、2023~
連携先  :東武百貨店 池袋本店
概要   :東武百貨店 池袋本店 レストラン街スパイスと協働メニュー開発(2004~2014、2023~)、「TOBUの女子DON(丼)(2013年度)、生活習慣とお肌の関係診断(2006年度)と、様々なコラボレーション企画を行いました。

※所属・役職・名称などは当時のもの


2024年度(令和6年度)

チャレンジ・ザ・グルメ 2024〜未来のグルメにチャレンジ〜

プロの料理人と学生との協働 プラントベースフードを使ったメニュー開発

開催日 :2024年11月1日(金)〜12月1日(日)
参加学生:家政学部栄養学科3名/栄養学部栄養学科25名/栄養学部管理栄養学科23名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


本取り組みは、東京家政大学で栄養学を学ぶ学生が、東武百貨店 池袋本店 レストラン街スパイスの店舗に対して、新しいメニューアイディアを発案し、プロの調理人と共にブラッシュアップし、新規メニューとしてお客様に提供するというもの。今回のテーマはプラントベースフード。植物性食品の使用によりCO2削減やSDGsに貢献できる未来のグルメ食品として注目されているプラントベースフードを使い、51名の学生が43店舗に対して47種類の新規メニューを開発しています。
プラントベースフードは、本学と包括協定を結んでいる双日食料株式会社が展開する株式会社フードテックワンの協力をいただきました。フードテックワンとは、プラントベースフードを開発する国内企業12社の共同体であり、学生がメニューを考案するにあたり、最新の研究と技術で開発された多種多様なプラントベースフードを提供してくださいました。
学生は、自分が担当する店舗のニーズを把握し、プラントベースフードの種類を調べ、新しい味の組み合わせを試作しながら、若い世代ならではの発想で新規メニューを提案し、店舗へプレゼンテーションを実施しました。その後、プロのアドバイスを得て完成したメニューは、11月1日から1か月間、店舗にて販売されます。

※プラントベースフードとは
プラントベース(Plant-based・植物由来)とフード(Food・食品)で「植物由来の原料を用いた食品」を意味します。環境負荷や体への負担を軽減したサステナブルな加工食品です。水の利用やメタンガスの排出を抑え、地球温暖化に歯止めをかける、また特徴として消費期限が長く、食品ロスを低減できる、コレステロールや脂質が比較的低い、食物繊維が比較的豊富などが挙げられます。

2024年5月21日(火) 説明会
2024年6月6日(木) 説明会(決定者対象)
2024年6月24日(月)
プラントベースフード体験会
2024年7月1日(月)〜3日(水) 
店舗との顔合わせ・初回打合せ
2024年9月2日(月)〜4日(水)
決定メニュープレゼンテーション
2024年9月18日(水)、19日(木)
メニューPOPポートレート撮影
【銀座 天龍】大豆ミートの回鍋肉
豚肉の代わりに大型大豆たん白フィレを使用した回鍋肉。動物性油脂を抑えながらも、ごはんの進む美味しさはそのままに。
【大阪道頓堀 ぼてぢゅう】大豆ミートを使ったモダン焼
大豆ミートを使用した新感覚モダン焼。ナスやピーマンをトッピングし、トマト風味のソースを合わせたベジタリアンの方にもオススメの一品。
【京都 茶寮翠泉】秋色抹茶のレアチーズケーキ
植物性クリームチーズと植物性ホイップクリームを抹茶に合わせた風味豊かなレアチーズケーキ。
参加した学生の声

栄養学部栄養学科
具沢山な大豆ミートの回鍋肉を考えました。企画に参加して、自分の考えたメニューがお店に並ぶドキドキとワクワクがありました。お客様が「美味しい!」と笑顔になってくれたら嬉しいです。メニュー開発という貴重な経験が出来たので、これからに活かしていきたいです。

栄養学部管理栄養学科
大豆からできたお肉を使用し、ベジタリアンの方や普段お肉を食べない方にも楽しんでもらいたいという思いを込めて考えました。活動を通して、店舗のニーズを把握した上で、売れるメニューを考案する大変さを学ぶことが出来ました。

家政学部栄養学科
京都 茶寮翠泉の抹茶を使い、植物性クリームチーズとオーツ風味のホイップクリームでレアチーズケーキを考案しました。5つのレシピを試作し、秋のフルーツをテーマに完成。試作は大変でしたが、新たな発見や学びも多く、次のレシピ作りへの意欲がさらに高まりました。

「チャレンジ・ザ・グルメ 2024」とのタイアップイベント

「ベジチェック®で野菜の摂取量を知ろう&学生による野菜の栄養についてのお話し」イベント

実施日 :2024年11月9日(土)
会場  :東武百貨店池袋本店12階イベントスペース
参加学生:家政学部栄養学科2名/栄養学部栄養学科4名/栄養学部管理栄養学科10名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


「チャンレンジ・ザ・グルメ 2024~未来のグルメにチャレンジ~」に参加した学生16名が、レストラン街スパイスでベジチェック®体験イベントを実施し、約130名のお客様にご来場いただきました。学生は「ベジチェック®」を用いて推定野菜摂取量の測定を行い、測定結果を踏まえ、お客様に野菜の栄養についてお伝えしました。「チャンレンジ・ザ・グルメ 2024」のチラシをお渡しし、フェアのPRも行いました。


「ベジチェック®」を用いて推定野菜摂取量を測定
野菜の栄養についてアドバイス
集合写真
「ビューティーメニューフェア」応援イベント

推定野菜摂取量の測定イベント

実施日 :2024年5月18日(土)
会場  :東武百貨店池袋本店12階イベントスペース
参加学生:家政学部栄養学科6名/栄養学部栄養学科5名/栄養学部管理栄養学科17名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


本学卒業生で料理研究家・管理栄養士のもあいかすみさんがアンバサダーを務める「ビューティーメニューフェア」の応援イベントに学生28名が参加しました。「ベジチェック®」を使用した推定野菜摂取量の測定を行い、測定結果を踏まえ、オリジナルチラシを用いて野菜の栄養についてアドバイスを行いました。115名のお客様にご来場いただきました。


お客様にイベントをPR
「ベジチェック®」を使用した推定野菜摂取量の測定
野菜の栄養についてアドバイス

2023年度(令和5年度)

チャレンジ・ザ・グルメ 2023

プロの料理人と学生との協働 チーズを使ったメニュー開発

開催日 :2023年11月2日(木)〜11月30日(木)
参加学生:家政学部栄養学科24名/栄養学部栄養学科14名/栄養学部管理栄養学科11名/短期大学部栄養科1名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


池袋に本店を構える東武百貨店のレストラン街スパイスと、本学で栄養学を学ぶ学生による新規メニュー開発事業が「チャレンジ・ザ・グルメ 2023」(2023年11月2日(木)〜11月30日(木))として9年ぶりに復活しました。学生が各担当店舗と開発した「チーズ」を使った新メニューが、41店舗で全46メニュー提供されます。学生は担当店舗へテーマに合わせた提案書を提出し、新メニューの試食・栄養価の計算などを行い、料理長から実際に商品として提供するためのアドバイスをいただくなど、大学での学びを実践する貴重な機会となりました。 


2023年7月7日(金) 説明会
2023年7月24日(月) 説明会(決定者対象)
2023年8月2日(水)、8日(火)、9日(水)
担当店舗との顔合わせ
2023年9月11日(月)〜14日(木)
学生によるメニューのプレゼン
2023年10月12日(木)
ポスター撮影
2023年10月25日(水)
館内放送録音
【とんかつ 伊達かつ】モッツァレラチーズとトマトの洋風カツ煮膳
【海鮮魚力】出汁巻チーズとサーモンの親子寿司
【つくみ】シャイ ンマスカットとマスカ ルポーネの白玉あんみつ
「チャレンジ・ザ・グルメ 2023」とのタイアップイベント

骨健康度測定イベント

実施日 :2023年11月11日(土)
会場  :東武百貨店池袋本店12階イベントスペース
参加学生:家政学部栄養学科8名/栄養学部栄養学科5名/栄養学部管理栄養学科5名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵


チーズを使った新メニューフェア「チャレンジ・ザ・グルメ 2023」期間中の“11月11日「チーズの日」”に、「骨健康度測定&学生による栄養アドバイス」のイベントを実施し、同フェアメニュー開発に参加した学生18名がフェアをPRしました。


お客様にイベントをPR
骨健康度測定器での測定の様子
骨健康度測定イベント

2004年度(平成16年度)〜2014年度(平成26年度)

プロの料理人との協働メニュー開発

参加学生:家政学部栄養学科/短期大学部栄養科
指導  :家政学部栄養学科 教授 千田真規子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵


池袋に本店を構える東武百貨店のレストラン街スパイスと、栄養学科・栄養科の学生が長年にわたり25回のフェアで、オリジナルメニューを共同で創作しました。学生は担当店舗へテーマに合わせた提案書を提出し、新メニューの試食・栄養価の計算などを行い、料理長から実際に商品として提供するためのアドバイスをいただくなど、大学での学びを実践する貴重な機会となりました。参加した学生からは「担当する店舗の客層や雰囲気、要望などを取り入れつつ、料理長と話し合いながらメニューを考案する大変さを学べた」「自分たちの考えたメニューをいかに魅力的にアピールするかを学ぶことができた」などの声があり、またレストラン街スパイス側からは「若い女性客に等身大感覚で訴えるメニュー開発で、集客力を高められる」と双方にとってメリットの高い取り組みとなりました。


説明会
夏のきのこメニューフェア
集合写真
チャレンジメニューフェア(採食健美)
記者発表会
夏のきのこメニューフェア
マスコミ発表会
チャレンジメニューフェア(北の国の魚たち)
マスコミ発表会
チャレンジメニューフェア(北の国の魚たち)
店頭PRパネル
チャレンジメニューフェア(彩食健美)
【銀座天龍】鮭の甘酢あんかけ
チャレンジメニューフェア
【鮨処 銀座福助】夏野菜にぎりと江戸前ちらしセット
ビューティーメニューフェア
【韓国旬彩料理 妻家房】紅ほっぺのホットクとカリン茶セット
紅ほっぺメニューフェア
フェアー名 開催日 参加学生 協力店舗 メニュー考案
紅ほっぺスイーツフェア 2015年1月15日(木)〜3月1日(日) 19名 13店舗 13品
美ら島サラドフェア 2014年7月17日(木)〜8月31日(日) 21名 19店舗 19品
紅ほっぺスイーツフェア 2014年1月15日(水)〜3月12日(水) 32名 20店舗 20品
ビューティーメニューフェア 2013年6月13日(木)〜8月14日(水) 26名 15店舗 15品
紅ほっぺスイーツフェア 2013年1月15日(火)〜3月13日(水) 27名 15店舗 15品
チャレンジメニューフェア(北の国の魚たち) 2012年11月8日(木)〜12月5日(水) 26名 22店舗 22品
夏のきのこメニューフェア 2012年7月19日(木)〜8月31日(金) 32名 20店舗 20品
紅ほっぺスイーツフェア 2012年1月15日(日)〜3月7日(水) 20名 13店舗 13品
チャレンジメニューフェア(東北六県美味街道) 2011年11月1日(火)〜11月30日(水) 37名 25店舗 25品
夏のきのこメニューフェア 2011年7月14日(木)〜8月31日(水) 26名 18店舗 18品
りんご&さつまいもコラボスイーツフェア 2011年2月1日(火)〜2月28日(月) 15名 10店舗 10品
チャレンジメニューフェア(黒酢) 2010年10月28日(木)〜11月30日(火) 38名 35店舗 35品
サラダディッシュフェア 2010年4月15日(木)〜5月26日(水) 20名 19店舗 19品
紅ほっぺスイーツフェア 2010年1月15日(金)〜3月17日(水) 23名 15店舗 15品
夏のハンバーグフェア 2009年7月16日(木)〜8月31日(月) 22名 17店舗 17品
紅ほっぺスイーツフェア 2009年1月15日(木)〜3月31日(火) 20名 12店舗 12品
チャレンジメニューフェア(お米) 2008年10月1日(水)〜11月30日(日) 20名 15店舗 15品
ビューティーメニューフェア 2008年6月1日(日)〜7月31日(木) 57名 48店舗 48品
紅ほっぺメニューフェア 2008年2月7日(木)〜3月31日(月) 38名 27店舗 31品
チャレンジメニューフェア(ホタテ) 2007年9月20日(木)〜11月18日(日) 57名 46店舗 48品
ビューティーメニューフェア 2007年7月1日(日)〜8月31日(金) 53名 47店舗 47品
チャレンジメニューフェア(みそ) 2006年10月1日(日)〜11月30日(木) 57名 48店舗 48品
ビューティーメニューフェア 2006年5月1日(月)〜6月30日(金) 33名 50店舗 50品
チャレンジメニューフェア
採食健美
2005年10月1日(土)〜10月31日(月) 51名 44店舗 55品
チャレンジビューティーメニューフェア 2005年5月1日(日)〜5月31日(火 ) 21名 50店舗 50品

2013年度(平成25年度)

TOBUの女子DON(丼)メニュー開発

発売  :2013年9月19日(木)〜10月2日(水)
参加学生:家政学部栄養学科14名
指導  :ヒューマンライフ支援センター 講師 内野美恵


東武百貨店 池袋本店、地下食品売り場と本学を含む5大学で栄養学を専攻する女子大生とのコラボレーション企画「TOBUの女子DON(丼)」が開催され、美味しさだけではなく見た目の可愛らしさ、そしてエネルギーを500kcal以下に抑えた、食欲の秋に女子による女子のための贅沢な「女子DON(丼)」計17メニューが、地下2階食品売り場の11店舗で販売されました。本学は、まつおかにて「豆腐ととろろのふわふわ鶏つくね丼」、浅草今半にて「トマトdeすきやきDon!」を考案し、見た目の華やかさや栄養価向上のためのアイデアを随所に盛り込んだ、女性が手に取りやすい丼メニューが完成しました。2013年9月18日(水)には東武百貨店 池袋本店 地下1階特設会場にて先行販売会を行い、開発に携わった学生が一般のお客様へ考案したメニューのPR活動を実施しました。


まつおか 豆腐ととろろのふわふわ鶏つくね丼
カリッ&フワッ。異なる食感が楽しい2種のつくねと特製の甘だれで食がススみます♪マンナン米入りごはんでカロリーも安心です。
浅草今半 トマトdeすきやきDon!
糸こんにゃくを混ぜ込んだごはんの上にゴボウをのせて満腹感アップ!お肉はもちろん、きのこやタマネギなど野菜もたっぷりいただけます。
2013年9月19日発行
TOBU『食通信』
「女子DON(丼)」が紹介されました。

2006年度(平成18年度)

ビューティーメニューフェアとのタイアップイベント

生活習慣とお肌の関係診断

実施日 :2006年5月20日(土)、6月11日(日)
参加学生:家政学部栄養学科/短期大学部栄養科
指導  :ヒューマンライフ支援センター 講師 内野美恵


東武百貨店 池袋本店 レストラン街スパイスとのコラボレーション企画「ビューティーメニューフェア」が2006年5月1日(月)から開催されるにあたり、各週末ごとに化粧品メーカーやネイリストによる「美」に関連したイベントが展開されました。"内から外から美しく"なる、今話題の「LOHAS」を意識したフェアコンセプトから、本学は、食生活と肌の状態を診断し栄養アドバイスをする「生活習慣とお肌の関係診断」を実施しました。


2006年5月20日(土)
診断の様子
2006年6月11日(日)
診断の様子
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