双日株式会社との取り組み

ヒューマンライフ支援センター

 

食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。


【玄海鷹島本まぐろ】レシピ開発およびブランディングプロジェクト

実施年度 :2021
連携先  :双日株式会社
参加学生 :家政学部栄養学科6名
指導   :家政学部栄養学科 准教授 小林理恵/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター専門職員 吉田由紀/ヒューマンライフ支援センター専門職員 管理栄養士 堀田千晶
概要   :世界の様々な国と地域に事業を展開する総合商社 双日株式会社と産学連携事業を実施しました。双日株式会社の子会社である双日ツナファーム鷹島株式会社が養殖する「玄海鷹島本まぐろ」を用いて、栄養学を学ぶ学生がレシピ開発し、ブランディングについて提案しました。
双日株式会社による養殖ビジネスセミナーにて生産環境や食材の特徴を学び、まぐろの新しい食べ方や栄養学的効能、SNS等を活用したPR方法や、料理写真の撮り方等に関する全4回のグループワークを行い、レシピ6点と、ブランディングに関するプレゼンテーションを行いました。

※所属・役職・名称などは当時のもの


2021年度(令和3年度)


2021年7月30日(金)
養殖ビジネスセミナー【玄海鷹島本まぐろ】
双日株式会社による、養殖事業や生産環境、玄海鷹島本まぐろ等に関するセミナーをオンラインにて実施しました。
2021年9月14日(火)
第1回グループワーク(オンライン) 「玄海鷹島本まぐろについて」
事前リサーチを行い、玄海鷹島本まぐろの課題と解決方法を模索しました。
2021年10月7日(木)
第2回グループワーク(オンライン) 「まぐろの新しい食べ方について」
玄海鷹島本まぐろの風味や特徴、栄養面での利点をリサーチし、栄養士の卵として一般消費者へのPR方法を検討しました。双日株式会社より赤身・中トロ・大トロの3種をご提供いただき、食べ比べや、合う調味料等も話し合いました。※新型コロナウイルス感染症対策として試食は各自の自宅にて行いました。
2021年12月9日(木)
第3回グループワーク(対面) 「SNS等を活用したレシピ紹介方法について」
身の回りにあるレシピ紹介サイト等をリサーチし、玄海鷹島本まぐろのPRへの活用を検討しました。
2021年12月23日(木)
第4回グループワーク(オンライン) 「料理写真の撮り方について」
自身が考案したレシピのPRに活用できるよう、専門スタッフによる料理写真の盛り付け方やテーブルセッティング、撮影環境等に関するワークショップを行いました。
2022年1月28日(金)
中間報告会
スタッフが学生のレシピを再現調理し、双日株式会社、小林先生、内野先生の3者にて試食・検討しました。ご意見や改良点は後日学生にフィードバックされ、学生がブラッシュアップします。

最終報告会

日程   :2022年2月25日(金)
学生考案レシピのプレゼンテーションと、玄海鷹島本まぐろのブランディングに関するチームでのプレゼンテーションを実施しました。審査員(ゲスト3名、双日関係者、学内教職員)より、様々な専門家からの多面的なアドバイスをいただきました。

ゲストからのアドバイスの様子
学生によるチームプレゼンテーションの様子
表彰式の様子
【双日賞】大トロのレアステーキ~なんちゃって世界旅行風ソース添え~
【城二郎が選ぶガストロノミー賞】2度美味しい!あんかけまぐろ丼!
集合写真
参加した学生の声

家政学部栄養学科
今回の取り組みを通して本当にたくさんの貴重な経験をさせていただき、その中で普段の勉強とは違うたくさんのことを学ぶことができました。4回にわたるグループワークを通して、どのようにして意見や考え方を分かりやすく伝えるのか、どのように話を進めていくのかを学ぶことができました。

家政学部栄養学科
初めて企業との活動に参加してみて、最初はとても緊張してうまく自分の考えや言いたいことが伝えられなかったことが悔しかったです。しかし、グループワークを通して自分の考えを発表する機会が多くあったため、緊張したが話したいことや伝えたいことを言葉にすることができました。自分の考えを自主的に発表することはとても勇気がいるし、大変でしたが、今後の自分にとってとても良い経験ができたと思います。

家政学部栄養学科
他の学生のレシピやプレゼンテーションを聞いて、刺激を受けました。アイデアがどれも新鮮で、発信することの難しさを感じました。今回の取り組みを通して少しは成長できた部分もありましたが、課題も多く見つけることができたので、今後の学校生活に活かしたいと思います。