食育ピクトグラム…令和3年10月、農林水産省が作成したピクトグラムです。食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信することを目的に作られました。
卵のアイデアレシピ開発 他
実施年度 :2013~継続
連携先 :昭和産業グループ
概要 :日本の食料自給率の向上を目的に、飼料米を食べて育った鶏が産んだ卵を使い、学生がオリジナルレシピを考案します。採用レシピは鶏卵商品「たまごのある暮らし」にパッケージとしてプリントされ販売されるほか、昭和鶏卵株式会社のWebサイトにて紹介されます。
※所属・役職・名称などは当時のもの
2024年度(令和6年度) |
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第11回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :栄養学部栄養学科3名/栄養学部管理栄養学科4名/短期大学部栄養科1名
指導 :大学院特命教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵
令和6年度は「世界のジャンル別たまご料理」をテーマに、和・洋・中・その他のオリジナルレシピを開発しました。応募総数54点の中から、作りやすさ、新規性、見た目・創意工夫の3つの審査基準で書類選考を行い、8つのレシピが選定されました。7月の試作・検討会では専門家によるアドバイスを受け、9月の最終講評会では改善した点や工夫した点など、前回からブラッシュアップしたレシピのプレゼンテーションを行いました。完成したオリジナルレシピは、2025年夏頃より鶏卵商品「たまごのある暮らし」のパッケージにプリントされて順次販売予定です。
入賞レシピ
参加した学生の声
栄養学部管理栄養学科
アドバイスをもとにレシピをブラッシュアップし最良化させていく、レシピ開発を地道に粘り強く行うことの大変さを実感することができました。アドバイスを実際に形にすることは難しく、正直苦しい時間の方が多かったのですが、それ以上に完成したレシピにうれしい感想をいただくことができ、達成感を得ることができました。
栄養学部栄養学科
自分の考えたレシピに、食品企業の社員様や教授といったプロの方から意見をいただける機会は少ないので、厳しい意見も含めてとても良い経験になりました。他の人の考えたレシピを試食し、プレゼンテーションを聞いて新しい考えに触れることができたので、これからは自分の考えに生かすことができるよう頑張っていきたいと感じました。
栄養学部栄養学科
自分のアイデアを形にして終わりではなく、そこからどうしたら更に良くなるかという試行錯誤を重ねたことは、今までにない経験で、向き合う時間は大変でした。しかし、意見をもとに改善したレシピは、最初に考案したものよりも確実に良くなっていて、より一層喜びを感じることができました。
2023年度(令和5年度) |
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第10回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科5名/栄養学部栄養学科1名/栄養学部管理栄養学科2名
指導 :大学院特命教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 教授 内野美恵
令和5年度は「お手軽レシピ」と「お祝いレシピ」の2部門で卵のオリジナルレシピを募集しました。応募総数72点の中から書類選考を行い、学生8名が採用されました。採用された学生はレシピ検討会でのフィードバックをもとにブラッシュアップを重ね、9月11日(月)に最終レシピ講評会で自身のレシピのプレゼンテーションを行いました。専門家による指導のもと完成したオリジナルレシピは、2024年夏頃より、鶏卵商品「たまごのある暮らし」のパッケージにプリントされて順次販売予定です。
入賞レシピ
参加した学生の声
家政学部栄養学科
ただレシピを考えるだけでなく、そこから実際に開発に携われている昭和産業の方などからアドバイスをいただくことができて、とても勉強になりました。レシピ開発は、自分の思う味や食感にすることや選択肢が多いという難しさがあり、地道に粘り強く取り組む大変さがありますが、それ以上に楽しさや達成感が大きいと感じました。
栄養学部栄養学科
他の学生のレシピをみて、こんな視点でのレシピがあるのかと勉強になりました。また、自分のアイデアに対して率直な意見を頂くことで、自分の考えの癖を知ることもできました。企業の方、先生方に意見を頂き改善し、その後のフィードバックまで頂くことで、レシピを考える事、それを形にすることの難しさや面白さを実感することができました。
栄養学部管理栄養学科
他の学生のレシピやプレゼンを見て、まずは自分に足りない知識や技術、経験を増やす必要があると感じました。そのため、日々の授業で多くのことを学んでいきたいです。見た目や味はもちろんのこと、栄養面を配慮したレシピが考案できるようになることが今後の課題です。大学一年の夏休みにこのような経験が出来て、多くの刺激、新しい視点や考え方を持つことが出来ました。
2022年度(令和4年度) |
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第9回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科7名/栄養学部管理栄養学科1名
指導 :大学院特命教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター 専門職員 管理栄養士 堀田千晶
令和4年度は十分な感染対策を講じた上で3年ぶりの対面開催となりました。過去最多となる応募総数63点の中から書類選考を通過した8名が採用され、企業による勉強会や、企業及び教職員との意見交換会を経てレシピをブラッシュアップしました。9月15日(木)に最終レシピ講評会を実施し、学生は審査員の前で自身のレシピのプレゼンテーションを行い、学生のアイデアと専門家のアドバイスを融合させたオリジナルレシピ8点が完成。今年度の採用レシピは2023年夏頃より、鶏卵商品「たまごのある暮らし」のパッケージにプリントされて順次販売予定です。
参加した学生の声
家政学部栄養学科
ご指摘いただいたことに対して、1つ改善すると他の部分が気になり、どこまで改善すればよいか迷って大変でした。何回も自宅で試行錯誤しながら家族に食べてもらい、感想をもらってレシピを完成させました。レシピ開発ならではのとても良い経験でした。また機会があったら積極的に参加したいです。
家政学部栄養学科
他の学生のレシピや発表を見て、自分のアイデアの引き出しが少ない事に気づき、まずは自分に足りない知識や技術、経験を増やしたいという思いが明確になりました。伝えたいことを相手に伝えるためには、自分の中でしっかりと軸を作り、いろんな視点から見直す必要があると感じました。
家政学部栄養学科
作りやすく、より多くの方においしいと思ってもらえるレシピを考えるのは難しかったです。このプログラムに参加する前は、憧れはあるものの、自分にはできないだろうと思っていましたが、レシピ開発に携わることができ、自信がつきました。今回学んだことを将来やりたいことを見つける糧にしたいです。
レシピ冊子『たまごのある暮らし』制作協力
参加学生 :家政学部造形表現学科1名
指導 :【表紙イラスト】家政学部造形表現学科 准教授 宮本真帆/ヒューマンライフ支援センター 専門職員 伊藤由紀 【レシピ監修】大学院特命教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター 専門職員 堀田千晶
昭和産業グループが、本学との産学連携事業「たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム」が2023年度に10周年を迎えることを記念し発行するレシピ冊子の制作に協力しました。歴代の栄養学を学ぶ学生考案レシピを抜粋し、四季折々のパーティーメニューやデザートなど、全32品のレシピが掲載されています。
また、表紙イラストは造形表現学科の学生が、クライアントやデザイナーとの打ち合わせや意見交換を重ねて制作しました。
冊子は、食品展示会の同社ブースや、鶏卵商品「たまごのある暮らし」を販売するスーパー、学内等で配布される予定です。
Design Concept(表紙イラスト担当)
冊子を拝見して、どれもとてもおいしそうで、たまごという身近な食材の柔軟性を改めて感じました。そんなたまごの良さが冊子をご覧になっている皆さんに伝わるよう、心を込めて描かせていただきました。
2021年度(令和3年度) |
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第8回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科6名
指導 :大学院特命教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター 専門職員 管理栄養士 堀田千晶
第7回に引き続き、第8回も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学生は自宅から参加できるようオンラインでの開催となりました。昭和産業グループによる勉強会では、生産者や実際の販売店舗での様子を学び、本取り組みが消費者や社会へどのように貢献しているのかを学びました。企業のニーズや、食材の特徴を活かし、大学での学びと学生の斬新なアイデアを融合させたオリジナルレシピ6点が完成しました。2022年6月より第8回採用学生のレシピが掲載された商品が順次発売予定です。
参加した学生の声
家政学部栄養学科
見た目や味、調理の手軽さ等、さまざまな事を考慮しなければならず、難しかったです。レシピが受け入れてもらえるか不安もありましたが、大変な分、達成感もありました。
家政学部栄養学科
見た目や味だけでなく、再現性も考慮してレシピを考案することができました。一方で、フードロスや環境への配慮の必要性も感じたため、今後は社会問題と食を結び付けて、貢献できるような取り組みをしたいと思いました。
家政学部栄養学科
レシピをブラッシュアップするために試行錯誤すると、どんどん課題が発見できました。企業や教職員からの専門的なアドバイスを受けて、勉強になりました。
2020年度(令和2年度) |
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第7回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科6名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵/ヒューマンライフ支援センター 専門職員 管理栄養士 堀田千晶
令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学生が自宅から参加できるようオンライン開催となりました。学生は、昭和産業グループによる勉強会で企業のニーズを学び、社員及び教職員との意見交換を元にレシピを試行錯誤し、最終レシピ講評会にて企業役員の前でプレゼンテーションを行いました。様々な観点に着目した約4ヵ月にわたるプログラムを経て、学生の個性を活かしたアイデアレシピ6点が完成し、2021年9月より学生レシピが掲載された商品が順次販売されます。
参加した学生の声
家政学部栄養学科
講評会の際に伝えたいことを簡潔にまとめて話すことができず、質問に対して自信のない答え方をしてしまい、今後の課題だと感じました。レシピの改良を重ねる中で、作ることの楽しさや喜び、大変さを感じることができました。将来企業で商品開発を行いたいという思いがより強くなりました。
家政学部栄養学科
オンラインでのプレゼンテーションは採用面接のような緊張感がありました。自分の意見をわかりやすく伝えられるよう練習したいです。また、審査員の方のアドバイスや、他の学生の発表を聞き、自分にはないアイデアを吸収することができました。
家政学部栄養学科
問題分析・改善を行うこと、そして相手への配慮を欠かさないことの重要性を学びました。誰が読んでもわかりやすく、簡単に調理できるレシピ内容と表記になっているかどうか、提出前に再度見直さなければならないと感じました。最終的に審査員のみなさまや家族の感想に向き合い、試行錯誤しながら完成させることができました。
2019年度(令和元年度) |
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第6回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科12名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
応募総数25点の中から書類選考を通過した学生12名が、昭和産業グループによる勉強会や施設見学、企業及び教職員との意見交換を経て、日常に取り入れやすく、子どもから高齢者まで幅広い世代で楽しめるアイデアレシピを考案しました。2019年11月から開始した本プログラムは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため一時活動を中断しましたが、オンラインでの活動を経て無事に終了。今回の採用レシピがパッケージにプリントされた商品は、2020年9月より順次販売されます。
参加した学生の声
家政学部栄養学科
企業による商品開発に関する勉強会や、工場見学、スーパーマーケットトレードショーなど、貴重な経験をさせていただき、充実した活動になりました。初めは参加するか迷っていましたが、応募してよかったと思います。意見交換の場では、企業や先生方に加え、他の学生とも交流できて楽しかったです。
家政学部栄養学科
初めてのレシピ開発でとても難しかったですが、審査員の方々や他の学生と和やかな雰囲気で意見交換を行うことができました。実際の商品開発では今回とは比べものにならないほどの試作や研究を重ねており、非常に根気がいるお仕事ですが、自分も将来商品開発する立場になりたいと改めて思いました。
家政学部栄養学科
自分の気がつかなかったことを審査員の方々にご指摘いただき、レシピがよりよいものになったと感じました。流行を積極的にリサーチしたり、普段から調理する習慣をつけ、アイデアの幅を広げたいと思いました。
2018年度(平成30年度) |
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第5回 たまごのある暮らしレシピ開発教育プログラム
参加学生 :家政学部栄養学科18名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
5回目の節目を迎えるにあたり、従来のメニューコンテストに加え、勉強会や施設見学、意見交換など、学生の学びにより貢献できるプログラムにリニューアルしました。栄養学科・栄養科の学生18名が6チームに分かれ、「おかず部門」「お弁当部門」「スイーツ部門」の各部門に合ったレシピを考案。チームでの活動に苦戦している様子も見られましたが、企業や教職員との意見交換を経て、季節感のあるオリジナルレシピ12点が完成しました。今回の採用レシピがパッケージにプリントされた商品は、2019年9月以降順次販売されます。
参加した学生の声
家政学部栄養学科
新しいものを作り出すには、創造力だけでなく実行力も必要だと感じました。納得のいくレシピをチームで完成させることができ、賞もいただけて大変嬉しかったです。
家政学部栄養学科
チームで意見が分かれたり、何度も試作を行って問題点を改善したり、レシピ開発はとても大変でした。同時にとても楽しく、やりがいのある活動で、今後も様々なレシピ開発の取り組みに参加したいと思いました。
家政学部栄養学科
レシピ開発だけだと思っていたが、企業による勉強会や、企業及び教職員の審査員との意見交換等も経験でき、将来について深く考えるきっかけになりました。また、人前でのプレゼンテーションを前向きな気持ちでできるようになったと思います。
2017年度(平成29年度) |
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第4回 こめたまごメニューコンテスト
参加学生 :家政学部栄養学科14名/短期大学部栄養科1名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/家政学部栄養学科 教授 和田涼子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
「卵と小麦粉を素材とした季節を彩るメニュー」をテーマに、栄養学科・栄養科の学生より28点のレシピが提出され、16レシピが書類選考を通過。審査の結果、8レシピが入賞しました。入賞レシピは鶏卵商品「たまごのある暮らし」のパッケージにプリントされて販売されます。また、入賞レシピを含む書類選考通過16レシピは、昭和鶏卵株式会社のWebサイトに掲載される他、同16レシピの中から1レシピが北区内のレストランにて提供予定です。
2016年度(平成28年度) |
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第3回 こめたまごメニューコンテスト
参加学生 :家政学部栄養学科13名/短期大学部栄養科3名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/短期大学部栄養科 教授 土屋京子/家政学部栄養学科 教授 和田涼子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
「季節を彩るたまご料理」をテーマに、書類選考を通過した栄養学科・栄養科の学生16名のレシピ審査が行われました。企業、栄養学科教授及び教職員、森のサロン利用者が審査員となり、学生のレシピを様々な視点から審査し、季節の行事をイメージした、見た目も華やかなレシピが完成しました。入賞した8レシピは、鶏卵商品「たまごのある暮らし」のパッケージにプリントされて販売される予定です。
2015年度(平成27年度) |
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第2回 こめたまごメニューコンテスト
参加学生 :家政学部栄養学科14名/短期大学部栄養科3名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/家政学部栄養学科 教授 和田涼子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
第2弾は、「焼き料理」「蒸し料理」「スイーツ」の3部門でレシピを公募し、栄養学科・栄養科の学生が考案した応募総数61点の中から選出された18レシピの審査が行われました。今回は特別審査員として森のサロン利用者にご協力いただき、学生からは、「企業、大学の先生方、消費者の様々な立場からのご意見を聞くことができ、新たな課題が発見できた」との感想がありました。入賞8レシピがパッケージにプリントされた商品は2016年春以降に販売予定です。
2013年度(平成25年度) |
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第1回 こめたまごメニューコンテスト
参加学生 :家政学部栄養学科12名
指導 :家政学部栄養学科 教授 峯木眞知子/家政学部栄養学科 教授 和田涼子/ヒューマンライフ支援センター 准教授 内野美恵
栄養学科・栄養科の学生が考案したオリジナルレシピが、昭和鶏卵株式会社により開発された、国産米を飼糧に育てた鶏の産んだ卵「こめたまご」のパッケージに採用されます。応募総数28点の中から、書類選考を通過した12レシピを料理研究家や栄養学科の教員が審査しました。入賞した8レシピがパッケージに採用され、季節毎に2種類ずつ旬の食材を使用したレシピがプリントされて販売予定です。