2021年 特別企画展 「裁縫雛形と自主自律の教え」
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開催期間 | 令和3年11月4日(木)~12月9日(木) ※学内限定公開 |
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休館日 | 土曜・日曜・祝日 |
開館時間 | 10時00分~16時30分 (入館は閉館の30分前まで) |
入館料 | 無料 |
開催場所 | 東京家政大学博物館 (板橋校舎 百周年記念館5階) 東京都板橋区加賀1-18-1 TEL 03-3961-2918 |
学校法人渡辺学園東京家政大学は、明治14(1881)年に渡邉辰五郎が開いた私塾「和洋裁縫伝習所」にはじまり、令和3(2021)年に創立140周年を迎えました。
明治時代に入って近代的な教育制度が整備されるなかで、女子の就学率を上げるために授業に取り入れられた「裁縫」の教師として、明治7(1874)年、渡邉辰五郎は故郷(現在の千葉県長生郡)の長南小学校に迎えられました。 学校教育という一斉教授の場で裁縫を教えるにあたり、渡邉辰五郎は教科書や裁縫掛図等の教材を工夫して、様々な裁縫教授法を生み出しました。衣服や生活用品を縮尺で製作する「裁縫雛形」はその最たるものです。これらの画期的な教授法は教育界の注目を集め、裁縫をひとつの主軸とした近代女子教育の基礎が築かれたことで、女性が自律した人生を歩む可能性が広がることとなりました。
本展では、裁縫雛形を明治・大正・昭和の時代に区切って展示し、本学の歴史をたどりながら、渡邉辰五郎の教えと女子教育にかけた想いをひもときます。 また、本学で現在行われている裁縫雛形研究の一端を紹介し、裁縫雛形の継承と活用の可能性を探ります。
企画展関連イベント
日 時 | 2021年11月6日(土) 13:00~15:30 |
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開催方法 | オンライン開催(Zoomウェビナーによるリアルタイム配信) |
内 容 | 第1部「明治・大正期における女学生の装い-女袴の考案と改良を中心に-」 講師:難波知子 氏(お茶の水女子大学准教授) 第2部「裁縫雛形研究」報告会 講師:濱田仁美(本学服飾美術学科教授) 杉野公子(本学服飾美術学科准教授) 金子真希(本学服飾美術学科講師) |
東京家政大学創立140周年記念シンポジウム 「裁縫雛形が語る女性の学びと装い」第2部(58分)
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