2018年 企画展展示風景

 

2018年 企画展「こどもの衣・食・遊 ―日々の愉しみと祝い―」展示風景

会場の様子をご紹介します。

第1章 こどもと誕生

本章では、妊娠・出産について書かれた江戸時代の版本や母子健康手帳など、こどもが生まれる前のことをまずご紹介し、生後30日頃に行う「お宮参り」、生後100日頃に行う「お食い初め」、満1歳の誕生日である「初誕生」といった、生まれてから1歳までの通過儀礼をご紹介します。

第2章 こどもと日々のくらし

時代によっては、こどもの日々に戦争や社会情勢などの影響がありました。それらは紙芝居や児童雑誌の内容が戦争色の濃いものに変わったことや、学校給食のメニューが洋風化したことなどに表われています。本章では、こどもの日常の楽しさ、そしてその向こう側に見える世の中の動きをご紹介します。

東京都学校給食会 蔵

第3章 こどもと祝い

本章で紹介する七五三や節句祝いなどの多くは、奈良時代や平安時代の宮中行事にその起源があります。江戸時代になると庶民に広まり、現在まで私たちへと受け継がれています。通過儀礼はただの祝い事ではなく、こどもが生まれてからひとりの「人」として認められるまでの重要なステップでした。

第4章 こどもと東京家政大学

創立137年を迎えた東京家政大学・東京家政大学短期大学部には、こどもに関わる学部や学科・科や施設が多く設けられており、板橋キャンパス内には地域にひらかれた子育ての場もあります。本章では、こどもと関わりの深い本学の取り組みについてご紹介します。

一部 東京家政大学附属みどりヶ丘幼稚園 蔵
森のサロン 蔵