食品加工学実習

家政学部 栄養学科 管理栄養士専攻

３年生で学んだ「食品加工学」の内容の中から、納豆・こんにゃく・缶詰などを実際に作ってみるのが「食品加工学実習」です。一般的な調理とはまた違って、普段は作らないような加工食品を作るのはとてもおもしろく、貴重な経験でした。スーパーに並んでいる加工食品がどのように作られているか、どのような工夫がなされているかを身をもって知ることができました。自分たちで愛情を込めて作った加工食品はどれも格別においしく、食の仕事に関わる夢を広げてくれた授業でした。

栄養教諭各論

家政学部 栄養学科 管理栄養士専攻

「栄養教諭各論」では、「学校給食の管理」と「子どもたちへの食に関する教育指導」の２つを学習します。最初は、「食に関する指導」についてのレポート提出や、模擬授業への参加などで精一杯でした。しかし、模擬授業を数多く見て参加していくうちに、指導のポイントが見え、見知らぬ人の前で発表する「度胸」が自然と身につきました。現在は栄養教諭や中学・高校の理科教諭免許の取得を目指して教育実習や面接試験対策などを行っていますが、模擬授業で培った度胸がきっと役立ってくれるはずです。

卒業時アンケートではこんな声も！

国家試験対策では、拘束時間が長く大変でしたが、自信を持って国家試験に臨めたと思います。

食品機器分析化学実験は担当の先生が週替わりであった為、栄養・化学に関するあらゆる分野の知識を習得することができました。

栄養教諭に関わる授業で教育実習前に模擬授業を経験したことは教育実習でとても役立ち、就職してからも活かせるものになりました。

調理学実習や給食経営管理実習は座学で学んだことを実践でき印象に残っています。
また、友達と協力することができる実習は、視野が広がったと思います。

栄養教育論では現場で働く学校栄養士のビデオを見て、将来どのようになりたいかの目安ができました。
実際に、対象者に向けてどのように対応するかに関する内容が多く楽しく学べました。

行政栄養士実習では、自分の市の保健所について調べて勉強することで、知らなかった取り組みや、国家試験の勉強にも繋げることができました。

学科の学びと学内の商品開発プロジェクトへの参加が大きな武器になりました。

ヤクルト本社

栄養学科 管理栄養士専攻で学んだことで、志望動機や企業理念に共感することを伝える際に、強い根拠を説明できました。私は食品メーカー中心で就活をしていましたが、食品メーカーでは「健康」がトレンドで、理念に掲げる企業も多くありました。その際に、食と健康を専門的に学んでいるからこそ、なぜ理念に共感するのか、その仕事がしたいのかを熱意と根拠をもって説明出来ました。
やってよかったことは、学内で募集していた商品開発プロジェクトです。企画書づくりから数回に渡るプレゼンまで、先生は敢えて手を貸しすぎず学生に任せてくださるので、とても貴重な経験ができました。学生中心だからこそぶつかる壁もあり、それを乗り越えた話は就活でも評価して頂けました。自己PRでは、派手な話よりも自分の頑張りをより具体的に話せる内容を選びました。学内で募集されている商品開発やレシピ開発は楽しく勉強になるだけでなく、就活の際の大きな武器になるので、積極的に参加して欲しいです。