修学支援・学生生活支援について
本学では、家政学部・栄養学部・児童学部・人文学部・短期大学部については教育支援センターおよび学生支援センター、健康科学部・子ども学部については狭山学務部を中心として、学修支援・学生生活支援に取り組んでいます。
履修などの指導・支援
入学後にはWeb履修登録の方法、ポータル(学生生活を送るうえで必要な情報をWeb上で提供する窓口システム)の利用方法についてガイダンスを行っています。また、学科・科ごとにフレッシュマンセミナーを実施し、所属の教員より免許・資格の取得方法、履修方法などの指導が行われています。
随時、在学生からの履修上の相談や免許・資格取得の相談に応じており、卒業学年生に対しては各種免許・資格の一括申請説明会を開催し、各種免許・資格取得を支援しています。
履修登録期間中は、特に履修登録相談コーナー(履修サポートデスク)を設け、円滑に履修登録ができるよう支援しています。
正課外活動への支援
- サークル活動
本学では板橋校舎、狭山校舎において公認サークルが活動しています。各サークルは通常の活動に加え、大会やイベントに参加したり、学園祭へも積極的に参加しています。活動が顕著なサークルには公認サークル表彰制度により表彰を行い、活動の動機付けとなっています。サークル活動へは、正課外活動費から『サークル維持費』を予算立てし、サークル活動のための支出を援助しています。
サークル活動 - クラス活動
本学では学科・専攻・コース毎にクラスを編成し、各クラスにはクラス委員を置いています。クラス委員を中心に、学園祭への参加や共同研究、クラス親睦会の開催などを企画・実施しています。このようなクラス活動に対して、正課外活動費から『クラス活動費』を各クラスに支給しています。 - 学園祭(緑苑祭)
学生からの公募で組織された緑苑祭実行委員会が企画・運営を行い、毎年10月に実施しています。サークル・各科・クラス・有志団体が参加し、日頃の成果を発表・展示する機会として、学園をあげての一大イベントとなっています。
緑苑祭(学園祭)板橋
緑苑祭(学園祭)狭山
宿舎・通学のための支援
経済的支援
- 奨学金制度
経済的理由により就学に困難がある学業・人物ともに優秀な学生に対して、または、経済的には問題を抱えていないが学業・人物ともに極めて優秀で、さらに充実した学生生活を奨励していくための制度として、奨学金制度を重要な位置づけと捉えています。日本学生支援機構奨学金、地方自治体及び民間団体奨学金に加え、本学独自の渡辺学園奨学金制度があり、経済状況により多様な選択が可能となっています。
奨学金の詳細はこちら - アルバイト紹介
アルバイトは、学費や生活費、サークル活動資金などを得るために行う場合が大多数である状況を考慮し、学業と両立しながら、心身の健康や出席日数不足での留年など学習に支障をきたさない範囲で行うよう指導しています。本学では、学生に好ましくない職種や就業時間等を除いた、大学経由のアルバイト情報「アルバイト紹介システム」を導入しています。
アルバイト紹介システム
心身の健康にかかる支援
板橋キャンパスの保健センターには、心身の健康や学生生活を支援する保健室と学生相談室があります。狭山キャンパスには、保健室・学生相談室があります。保健室には、病気や怪我などに的確な応急処置ができるよう看護師が常駐しています。学生相談室では、学生生活上の悩みや不安についての解決の糸口を、学生自身が見つけられるよう、カウンセラーが常駐し、学生や保護者からの相談に対応しています。
板橋保健室センター
狭山保健室・学生相談室
キャンパス施設への配慮
- 学生食堂
学生・教職員の健康の維持、増進を図ることを目的として、栄養と衛生に充分配慮した美味しい食事の提供に努力しています。『学生食堂』は、定番メニューの他、日替わりの定食を提供するなど飽きのこないメニューとなっており、五穀米を使うなど栄養バランスにも配慮しています。『食堂Luce(ルーチェ)』は、ランチの他にパスタや焼き立てパンを販売し、光りあふれる空間で食事が楽しめます。同窓会が運営する喫茶コーナー『カフェコクリコ』では、安心・安全にこだわりを持った手作りクッキーが人気で、美味しくゆったり喫茶できるスペースとして大変好評です。 - 売店(板橋キャンパス)
『ファミリーマート』が運営する売店を設置し、各学期のはじめには教科書販売も行っています。その他、同窓会が運営する『ショップコクリコ』では、文房具・白衣・雑貨などを取り扱い、日々の学園生活で必要な物品を購入することができます。 - 学内宿泊施設
サークル合宿、学生の研究活動等支援のための宿泊施設として、『学生ホール ロッジングエリア』『狭山セミナーハウス かせいの森』があります。洗面所、台所、シャワー室等が備え付けられています。 - キャンパス内の休息場所
緑が多く自然環境に恵まれたキャンパス内には、ベンチを多く配置し、学生が休憩できるスペースを整えています。また、キャンパスの随所に広場があり、多目的に利用することができます。
その他の様々な支援
- 留学生への支援
国際的な経済情勢の変動に伴う外国人留学生に対しての経済的負担を軽減し、勉学に安心して専念できるよう、本学が減免適格と認めた場合には、授業料の30%を目安に学費を減免する制度を整えています。さらに、学園独自の奨学金には、留学生を対象とした給付型の奨学金もあります。また、国際料理教室や国際交流バス旅行など、留学生と日本人学生の交流を目的とした国際交流行事を実施しています。 - 社会人学生への支援
社会人学生が他大学や他短大で取得してきた単位について、認定可能なものは30単位を上限として認定しています。 - 障がい者への支援
キャンパス内には、エレベータ・手摺り・トイレ・スロープ・点字ブロック・自動扉・段差についての整備を行っています。
バリアフリーマップ(板橋)
バリアフリーマップ(狭山)
障がいのある学生等の支援 - 意見や要望の聴取活動
授業アンケートの実施、学生生活全般にかかるアンケートの実施を定期的に行い、学生が大学に対してどのような意見や要望を抱いているのかを把握する機会を設けています。アンケート結果からあがった事案については、学内での会議などを通じて丁寧に検討し、改善可能な事案には対応策を講じる努力をしています。
学生支援のための学内体制
- クラス担任制度
本学では学科・専攻・科毎にクラスを編成し、クラス担任制を導入しています。学修面はもとより、就職や進学、休学や退学の相談など、学生生活を送る中で生じる様々な悩みや心配事について、クラス担任に相談することができます。学生が身近に相談できるクラス担任がいることで、必要なときに必要な助言を求め、指導が受けられるよう、きめ細かな支援制度を整えています。 - manaba(e-Learningシステム)利用支援
レポート提出や小テスト、学生間のディスカッション、資料配付などをインターネット上で行うことができるオンライン授業支援システム「manaba」の利用サポートを対面で行っています。また年度末には、全学年対象に「授業を通してみた学修達成度アンケート」をインターネット上で実施しています。学生自身が自分の目標をどれだけ達成できたかを振り返り、新たな課題を見つけて、さらなる目標へ向かえるよう体系だった支援を行っています。
manaba - 学生委員会
学生生活全般についての事項を企画・審議することを目的とした学生委員会は、全学部から選出された教員と、教学系の事務職員により構成されています。問題点の把握から改善策の提案・実施を含めて、学生がより安全で快適に、充実した学生生活を送ることができるよう、努めています。 - 事務組織
教育支援センターに学修支援課を、学生支援センターに学生支援課を、狭山学務部に学務課を組織して、学生生活全般における諸問題に迅速に対応しています。また、成績管理・履修・学生生活・課外活動に係る指導や支援を行っています。日常的に学生と接する中で学生のニーズを的確に感じ取り、然るべき対応や改善ができるよう、学生と教員、あるいは学生と学生委員会とのパイプ役として機能できるよう業務を執行しています。
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