食品の専門家に不可欠な微生物の基礎知識
-HACCP義務化が功を奏するために-
講師:藤井 建夫 先生(東京家政大学大学院客員教授)
講座概要
講義1 |
微生物の基礎知識 |
内容 |
微生物とは、バイキン(黴菌)とは。微生物の種類、大きさ、形、分布、増殖速度、耐熱性、人と微生物の関わり、腐敗と食中毒、腐敗と発酵の違い、微生物の増殖と各種条件(温度、ph、塩分など)の関係などについて、わかりやすく解説する。 |
講義2 |
食品危害微生物の基礎知識 |
内容 |
最近の食中毒発生状況と原因微生物の種類・特徴・重大食中毒事例(O157、ノロウイルス「、ポツリヌス菌など)、低温でも増殖する食中毒菌、少数で感染する細菌、食中毒の起こりやすい食品、食中毒予防のポイントなどについて学ぶ。 |
日時 |
令和元年7月19日(金) 13:00~16:10 (受付は12:30開始) |
受講料 |
一般 4,000円 在学生 2,000円 (資料代・保険料等) *当日に徴収します。 |
定員 |
20名 先着順 |
対象 |
食品関係の企業に従事され、品質管理等の専門領域に携わっている方 |
会場 |
東京家政大学 狭山校舎 |
持ち物 |
筆記用具 |
締切 |
令和元年7月5日(金)締切 |
低温微生物を知ろう
-チルド食品の品質・衛生管理のために-
講師:藤井 建夫 先生(東京家政大学大学院客員教授)
講座概要
講義1 |
低温微生物の特徴 |
内容 |
冷蔵庫の食品が腐るのは、低温微生物が増殖するためである。低温でも微生物が増殖できるのは、中温微生物とは違って、細胞膜に高度不飽和脂肪酸(EPAやDHAなど)含量が多いためである。食品現場では、これらが25℃以上では増殖しないが、10℃以下でもよく増殖することなど、中温微生物とは増殖特性が異なることを理解することが重要である。 |
講義2 |
チルド食品の微生物危害とその対策 |
内容 |
低温増殖性の食中毒細菌では、リステリアが最重要である。我が国ではまだあまり問題になっていないが、欧米では本菌による食中毒が多発しており、例えばアメリカでは、年間2,500件発生し、死亡者が500人と推定されている。その他、ボツリヌス菌やヒスタミン生成菌の一部も低温で増殖する。チルド食品の生菌数測定には、公定法の35℃培養は不適当であるが、このことがあまり理解されていない。 |
日時 |
令和元年11月15日(金) 13:00~16:10 (受付は12:30開始) |
受講料 |
一般 4,000円 在学生 2,000円 (資料代・保険料等) *当日に徴収します。 |
定員 |
20名 先着順 |
対象 |
食品関係の企業に従事され、及びこのテーマに関心をお持ちの方 |
会場 |
東京家政大学 狭山校舎 |
持ち物 |
筆記用具 |
締切 |
令和元年11月1日(金)締切 |
申込方法
ハガキに必要事項をご記入の上、下記メールアドレス・FAXまたは郵送にてお送りください。
- 講座名
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- 勤務先名・所属部署
- 性別
- 連絡の取れる電話番号
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