平成27年度 子ども大学さやま・いるま
子ども大学の目的
地域の大学や市町村、企業・NPO、県が連携して子ども(小学校4~6年生)の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供するとともに、地域で子どもを育てる仕組みを創るものです。
子ども大学は、ドイツのチュービンゲン大学で2002年に始まり、ヨーロッパでは100校近い子ども大学が開設されています。
埼玉県では、NPO法人子ども大学かわごえが2009年3月に「子ども大学かわごえ」を開校しています。
子ども大学の概要
子ども大学では、小学校4~6年生の子どもが地元の大学のキャンパスなどで、大学教授や地域の専門家から3つの分野の「なぜ」を学びます。
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はてな学
ものごとの原理やしくみを追及する -
ふるさと学
地域を知り郷土を愛する心を育てる -
生き方学
自分を見つめ人生や将来について考える
募集要項・お問合せ
※平成27年度「子ども大学さやま・いるま」の募集は終了致しました。
募集要項
対象者 | 入間市・狭山市在住の小学校4・5・6年生 |
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参加の条件 | 原則として全講義に参加出来ること |
募集人員 | 各市30人 合計60人 (申込多数の場合は抽選、後日入学案内を送付します) |
参加費 | 2,000円(材料費・保険料他 全5回分) ※初回に集金します |
申込方法 | 各市小学校などで配布される入学申込書に必要事項を記入して、6月15日(月)~6月30日(火)の間に、各市教育委員会まで提出 ※持参・郵送・FAXいずれかの方法 |
会場 | 東京家政大学 狭山校舎 〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 ※お車は送迎のみとさせていただいておりますのでご了承ください |
主催 | 子ども大学さやま・いるま実行委員会 (東京家政大学・狭山市教育委員会・入間市教育委員会) |
お問合せ
子ども大学さやま・いるま実行委員会 | |
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東京家政大学 地域連携推進センター |
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 TEL:04-2955-6959 (直通) FAX:04-2955-6929 |
狭山市教育委員会 生涯学習部 社会教育課 |
〒350-1380 埼玉県狭山市入間川1丁目23番5号 TEL:04-2953-1111 (内線:5673) FAX:04-2954-8671 |
入間市教育委員会 生涯学習部 生涯学習課 生涯学習推進担当 |
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号 TEL:04-2964-1111 (内線:4123) FAX:04-2964-4841 |
学習プログラム
※講義内容や講師については、変更となる場合がありますのでご了承ください。
第1日 7月25日(土) |
14:00~15:45 【受付13:30~】 |
入学式 | ||
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生き方学 | グループで集中&表現 ~動きと決めのポーズでオンステージ!~ |
東京家政大学 池森 隆虎 先生 |
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第2日 8月22日(土) |
14:00~15:45 【受付13:30~】 |
はてな学 | フィンガーピアノをつくってあそぼう! ~どうしてド・レ・ミ♪が鳴るの? つくって、かなでて、感じてみよう! |
東京家政大学 森田 浩章 先生 |
第3日 9月12日(土) |
14:00~15:45 【受付13:30~】 |
ふるさと学 ・はてな学 |
さやまキャンパス学内自然探検ツアーとネイチャーアートボックスの制作 ~「自分(人)と自然」イメージをふくらませて、つくってみよう!~ |
東京家政大学 大澤 力 先生 保坂 遊 先生 |
第4日 10月31日(土) |
14:00~15:45 【受付13:30~】 |
生き方学 | 看護師のお仕事を体験しよう! ①手当 包帯を使って巻いてみよう! |
東京家政大学 谷岸 悦子 先生他 |
生き方学 | ②新生児のお世話を体験してみよう! | 東京家政大学 鈴木 幹子 先生他 |
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第5日 11月7日(土) |
14:00~14:45 【受付13:30~】 |
生き方学 | 多文化理解トレーニング ~グローバル市民になってみよう!~ |
東京家政大学 Matthias LAMBRECT 先生 |
修了式 |
講義の様子
7月25日土曜日、狭山市・入間市より60人の学生を迎え『子ども大学さやま・いるま』第5期が開校しました。
友だちづくりから始まり、広大な狭山校舎の自然を散策したり、実際の看護師のお仕事を体験したりなど5日間にわたり、充実した講義が行われました。
第1日《7月25日(土)》 東京家政大学狭山校舎
入学式
講義①「グループで集中&表現 ~動きと決めのポーズでオンステージ!~」(生き方学)
<子どもたちの感想>
・初めて会った人と息を合わせるのが大変だったです。でも、楽しくできたのでよかったです。初めての人も、楽しくいけば、いいステージになるということが分かりました。
・グループの子達といっしょに力を合わせることによって、いろいろな事ができるのが分かりました。
・今日初めて会った人と友達になれたので良かったし、楽しかったので、似た様な事を家でもやりたいと思いました。
・自分で思った事、感じた事は、言葉に変えないと、相手には伝わらない。ダンボール運びは結構楽しかった。
第2日《8月22日(土)》 東京家政大学狭山校舎
講義「フィンガーピアノをつくってあそぼう!~どうしてド・レ・ミ♪が鳴るの?つくって、かなでて、感じてみよう!~」(はてな学)
<子どもたちの感想>
・初めて自分で楽器を作ったので、いい経験になったと思います。
・音を奏でるのがすごく楽しくて、苦手な工作もしっかりできたので良かったです。
・音を調節するのが難しかったけど、きちんと音が鳴ったのでうれしかったです。
・鍵盤の長さだけて結構音が違っていて、同じ作り方なのにみんな音が違うのがびっくりした。作る人が違うことで、音が変わり、その人のセンスが分かるのかなぁ?と思いました。
第3日 《9月12日(土)》 東京家政大学狭山校舎
講義「さやまキャンパス学内自然探検ツアーとネイチャーアートボックスの制作」
~「自分(人)と自然」イメージをふくらませて、つくってみよう!~
(ふるさと学・はてな学)
<子どもたちの感想>
・いろいろな植物の名前を知ることができて良かった。
・自分の周りには、たくさんの自然があることが分かった。
・自分で採った物をネイチャーアートボックスにできたことがすごいと思いました。
・いつもとクレヨンの使い方が違うだけで、見え方がすごく変わったので、おもしろいと思いました。木や実でも形や色が違っていて、すごかった。
第4日 《10月31日(土)》 東京家政大学狭山校舎
看護師のお仕事を体験しよう!
講義①「手当て 包帯を使って巻いてみよう!」(生き方学)
<子どもたちの感想>
・絆創膏の貼り方で、いけない貼り方があると知って驚いた。
・包帯にはいろいろな種類があったのでびっくりしました。包帯の目的、目標も分かったのでよかったです。いい体験ができました。
・包帯の巻き方についていろいろ分かりました。いろんな所で役立てたいです。
・包帯の巻き方が分かると凄く役に立つなぁと思いました。家族や友達がケガをしたら、巻いてあげることが出来るなと思います。
講義②「新生児のお世話を体験してみよう!」(生き方学)
<子どもたちの感想>
・赤ちゃんが生まれた後、いろいろやる事があることを知りました。
・初めて赤ちゃんを抱いてみて、とても重かったです。赤ちゃんの心拍数と呼吸数は私達より速くて多い事が分かりました。
・お母さん達が赤ちゃんの世話をしているのを見た事がありましたが、実際全部を自分で体験したのは初めてでした。お母さんが世話をしている時の大変さがわかりました。
・私は将来、助産師になりたいので、今日の事を活かしたいです。あと、赤ちゃんは、心拍数がとても速くて驚きました。
第5日 《11月7日(土)》 東京家政大学狭山校舎
講義「多文化理解トレーニング~グローバル市民になってみよう!~」(生き方学)
<子どもたちの感想>
・外国に行ってみたくなりました。
・日本の見方を外国の見方はだいぶ違うのが分かりました。
・トランプゲームでは色々なルールがあってびっくりしました。日本や地元のルールが当たり前でないと分かって良かったです。
・色々見方を変えると、「ああ~」と思うようなだまし絵を見たり、ルールが難しかったけど、ゲームも体験できて楽しかったです。先生は日本語がペラペラですごかったです。