令和6年度 子ども大学さやま・いるま(第13期)
子ども大学の目的
地域の大学や市町村、企業・NPO、県が連携して子ども(小学校4~6年生)の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供するとともに、地域で子どもを育てる仕組みを創るものです。
子ども大学は、ドイツのチュービンゲン大学で2002年に始まり、ヨーロッパでは100校近い子ども大学が開設されています。
埼玉県では、NPO法人子ども大学かわごえが2009年3月に「子ども大学かわごえ」を開校しています。
子ども大学の概要
子ども大学では、小学校4~6年生の子どもが地元の大学のキャンパスなどで、大学教授や地域の専門家から3つの分野の「なぜ」を学びます。
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はてな学
ものごとの原理やしくみを追及する -
ふるさと学
地域を知り郷土を愛する心を育てる -
生き方学
自分を見つめ人生や将来について考える
募集要項・お問い合わせ
※申込締切を7月3日(水)まで延長いたしました。
募集要項
対象者 | 入間市・狭山市在住の小学校4・5・6年生 |
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参加の条件 | 原則として全講義に参加出来ること |
募集人員 | 各市30人 合計60人 (申込多数の場合は抽選、後日入学案内を送付します) |
参加費 | 2,000円(材料費・保険料他 全3日分) ※初日に集金します |
申込方法 | 各市小学校などで配布される入学申込書に必要事項を記入して、6月14日(金)~6月27日(木)の間に、各市教育委員会へ提出 ※持参・郵送(消印有効)・FAX・メール・応募フォーム(二次元コード読み取り)いずれかの方法 ※申込締切を7月3日(水)まで延長いたしました。 |
会場 | 東京家政大学 狭山校舎 〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 来場の際は、保護者の方による送迎をお願いします。入学式、修了式のみ保護者の方もご出席いただけます。1日目・3日目に東京家政大学駐車場を利用される場合は、事前予約の申請が必須です。入学申込書下部に必要事項ご記入ください。(送迎は不要。ただし、入構の際は「送迎です」と守衛に必ず伝えてください。)または、狭山保健所駐車場(東京家政大学まで徒歩6分)、入間市役所駐車場(徒歩12分、有料)をご利用ください。ただし、駐車場台数に限りがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。 |
主催 | 子ども大学さやま・いるま実行委員会 (東京家政大学・狭山市教育委員会・入間市教育委員会) |
お問い合わせ
子ども大学さやま・いるま実行委員会 | |
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東京家政大学 地域連携推進センター |
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 TEL:04-2955-6959 (直通) FAX:04-2955-6929 |
狭山市教育委員会 生涯学習部 社会教育課 |
〒350-1380 埼玉県狭山市入間川1丁目23番5号 TEL:04-2946-8594 (社会教育課直通) FAX:04-2954-8671 |
入間市教育委員会 教育部 社会教育課 |
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号 TEL:04-2964-1111 (内線:4122・4132) FAX:04-2964-2863 |
学習プログラム
※講義内容や講師については、変更となる場合がありますのでご了承ください。
第1日 7月20日(土) | 14:00~14:30 【受付13:30~】 |
入学式 | ||
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14:45~16:25 (100分) 【休憩10分含む】 |
(はてな学) (生き方学) |
楽しくみんなで歌おう!! ~英語の歌にtry〜 |
東京家政大学 初等教育学科 酒井 藤恵先生 |
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第2日 8月24日(土) | 10:00~11:40 (100分) 【休憩10分を含む】 【受付9:30~】 |
(はてな学) (生き方学) |
性から生へ、命のはじまりを学ぼう! ~愛情と奇跡でおこる尊い命の大切さを実感~ |
東京家政大学 看護学科 荻田 珠江先生 |
11:40~12:40 (60分) |
昼食 | *昼食は学食体験!! (大学内の学生食堂を利用します。「自分の好きなメニューを選ぼう!」わくわく!どきどき!お楽しみ! |
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12:55~14:35 (100分) 【休憩10分を含む】 |
(はてな学) (生き方学) |
臨床美術を体験してみよう! ~アートで学ぶコミュニケーション~ |
東京家政大学 子ども支援学科 保坂 遊先生 |
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第3日 9月7日(土) | 14:00~15:40 (100分) 【休憩10分を含む】 【受付13:30~】 |
(はてな学) (生き方学) |
“運動神経がいい”ってどういうこと? ~ゴールデンエイジにおける身体(からだ)の動きとけがの予防~ |
東京家政大学 リハビリテーション学科 森下 佑里先生 |
16:00~16:30 | 修了式 |
令和5年度の講義の様子
7月22日土曜日、『子ども大学さやま・いるま』第12期が開校し、狭山市・入間市より計61名の学生を迎えました。
第1日《7月22日(土)》 東京家政大学狭山校舎
入学式
講義①「お母さんになるって、どんな感じ?
~妊婦体験やベビーマッサージなど、ママの気持ちになって子育てをプチ体験してみよう!~」(はてな学)(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・子育てがこんなにも大変だとは知らなかったので、母に感謝を伝えようと思いました。
・とても楽しくて、お母さんはこういう感じなんだとわかりました。
・妊婦体験が重くて大変でした。お母さんが妊娠中どのような思いをしていたのかよくわかりました。ベビーマッサージの大切さもよくわかりました。
第2日《8月19日(土)》AM 東京家政大学狭山校舎
講義②「なぜ、SDGsが必要なの?~SDGsを知って、オリジナル羊毛石鹸・羊毛woodを作ろう!~」(はてな学)(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・羊にとってもいい、羊毛で工作できてよかったです。
・羊毛で作れるものが、沢山わかってよかったです。羊毛石鹸は、自分で作ったので、実際に使いたいです。
・羊の毛を大切にしようと思いました。
昼食は学食体験!!「自分の好きなメニューを選ぼう!」わくわく!どきどき!お楽しみ!
第2日《8月19日(土)》PM 東京家政大学狭山校舎
講義③「「論語」って何?皆で、声を出して、「論語」を学ぼう!どうして、勉強するの?友達と仲良くするには?・・・ヒントがあるはず、新しい発見をしてみよう!」(はてな学)(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・論語というものを初めて知りました。
・「人の生くるや直し。」の意味を知ることができてよかったです。
・漢字の成り立ちには、大切な意味が含まれていることを初めて知りました。
第3日《9月2日(土)》 東京家政大学狭山校舎
講義④「脳はどうやって手を動かしているの?~人の不思議を体験してみよう!~」(はてな学)(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・脳で色々なことができることはわかっていたけれど、これほど脳がやっているとは思わなかったです。
・手が上手に動かせない人にVRが活用されていて、驚きました。
・作業療法士が、動きずらい手などを助けるようなことをしていることを初めて知りました。
修了式
<保護者の感想>(抜粋)
・今年度で3回目の入学となり、毎年子どもも楽しみに待っていました。内容が毎回違うので、授業もあきることなく集中して取り組んでいるようでした。
・ちょうど学校でもSDGsの勉強をしていました。そのため、子ども大学に興味を持ちました。今年の夏は貴重な体験ができて、子どもも楽しかったと話していました。また参加させたいです。
・小学校では詳しく学べないことを大学の先生から学べたことは、とても楽しかったようです。これからの広い視野を持ってもらう良い機会を与えてくださりありがとうございました。
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