令和4年度 子ども大学さやま・いるま(第11期)
子ども大学の目的
地域の大学や市町村、企業・NPO、県が連携して子ども(小学校4~6年生)の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供するとともに、地域で子どもを育てる仕組みを創るものです。
子ども大学は、ドイツのチュービンゲン大学で2002年に始まり、ヨーロッパでは100校近い子ども大学が開設されています。
埼玉県では、NPO法人子ども大学かわごえが2009年3月に「子ども大学かわごえ」を開校しています。
子ども大学の概要
子ども大学では、小学校4~6年生の子どもが地元の大学のキャンパスなどで、大学教授や地域の専門家から3つの分野の「なぜ」を学びます。
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はてな学
ものごとの原理やしくみを追及する -
ふるさと学
地域を知り郷土を愛する心を育てる -
生き方学
自分を見つめ人生や将来について考える
募集要項・お問い合わせ
募集要項
対象者 | 入間市・狭山市在住の小学校4・5・6年生 |
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参加の条件 | 原則として全講義に参加出来ること |
募集人員 | 各市15人 合計30人 (申込多数の場合は抽選、後日入学案内を送付します) |
参加費 | 2,000円(材料費・保険料他 全4回分) ※初回に集金します |
申込方法 | 各市小学校などで配布される入学申込書に必要事項を記入して、6月17日(金)~6月30日(木)の間に、各市教育委員会まで提出 ※持参・郵送(消印有効)・FAX・メール・応募フォーム(QRコード読み込み)いずれかの方法 |
会場 | 東京家政大学 狭山校舎 〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 ※お車は送迎のみとさせていただいておりますのでご了承ください |
主催 | 子ども大学さやま・いるま実行委員会 (東京家政大学・狭山市教育委員会・入間市教育委員会) |
お問い合わせ
子ども大学さやま・いるま実行委員会 | |
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東京家政大学 地域連携推進センター |
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1 TEL:04-2955-6959 (直通) FAX:04-2955-6929 HP :こちらをクリック(このページです) |
狭山市教育委員会 生涯学習部 社会教育課 |
〒350-1380 埼玉県狭山市入間川1丁目23番5号 TEL:04-2953-1111 (内線:5672) FAX:04-2954-8671 |
入間市教育委員会 教育部 社会教育課 |
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号 TEL:04-2964-1111 (内線:4121・4123) FAX:04-2964-4841 |
学習プログラム
※講義内容や講師については、変更となる場合がありますのでご了承ください。
第1日 7月23日(土) | 14:00~14:30 【受付13:30~】 |
入学式 | ||
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14:45~16:25 | 生き方学 ふるさと学 |
Let's Try!タグラグビー! ~みんなで活躍、チームプレイを体験しよう!! |
セコム㈱ラグビー部 セコムラガッツOBチームスタッフ 海老沢 洋 先生 |
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第2日 8月20日(土) | 10:00~11:40 【受付9:30~】 |
生き方学 | すきなものコレクション ~すきなもの、気に入っているものを箱の中に詰め込もう!~ |
東京家政大学 造形表現学科 岡田 京子 先生 |
11:40~12:40 | 昼食 | *昼食は学食体験!! (大学内の学生食堂を利用します。「自分の好きなメニューを選ぼう!」わくわく!どきどき!お楽しみ! |
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12:55~14:45 |
生き方学 | 看護のお仕事、学んでみよう! ~赤ちゃんの身体の音を知ろう&お世話の体験~ |
東京家政大学 看護学科 岩田 みどり 先生 藤田 藍津子 先生 |
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第3日 9月3日(土) | 14:00~15:40 【受付13:30~】 |
はてな学 生き方学 |
多文化理解ってどんなこと? -工作を通して様々な視点をもつ大切さについて体験してみよう!- |
東京家政大学 子ども支援学科 五十嵐 淳子 先生 |
16:00~16:30 | 修了式 |
令和4年度の講義の様子
7月23日土曜日、『子ども大学さやま・いるま』第11期が開校しました。 今回も定員を大幅に上回る応募の中から、狭山市・入間市計30名の学生を迎えました。
第1日《7月23日(土)》 東京家政大学狭山校舎
入学式
講義①「Let's Try!タグラグビー!
~みんなで活躍、チームプレイを体験しよう!!」(生き方学・ふるさと学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・連携をすることで、もっと点が取りやすくなることがわかった。はじめにやった「手つなぎオニ」も、連携が必要なことがわかった。
・仲間とのチームワークが大切なんだと分かった。全然知らない人や、学校も違う人と一緒にやるのはすごく楽しかった。残り2日も仲間と一緒にがんばりたい。
・タグラグビーで、友達とパスをしたり、試合をしたりする時に、名前を呼び合ったりして話せたことがうれしかった。
第2日《8月20日(土)》AM 東京家政大学狭山校舎
講義②「すきなものコレクション~すきなもの、気に入っているものを箱の中に詰め込もう!~」(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・みんな人それぞれ個性があってとてもよかった。あと、想像以上にうまくいき、うれしかった。
・みんな1人1人が個性があふれていて、見ていたら楽しくなった。自分も、材料や新しい道具を使って、すてきな作品に仕上げることが出来てよかった。
・折り紙や画用紙などを組み合わせて、自分の世界を表現することが出来た。他の子の作品を見た時に、同じテーマでも全然違う作品で、いいなと思った。
第2日《8月20日(土)》PM 東京家政大学狭山校舎
講義③「看護のお仕事、学んでみよう!~赤ちゃんの身体の音を知ろう&お世話の体験~」(生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・赤ちゃんは意外と重かった。お母さんはとても大変だったことを学べた。
・赤ちゃんについて知らないことを、たくさん知ることができて良かった。大人になって、役に立つこともやったので、覚えておきたい。心拍数や呼吸の数、
赤ちゃんのお世話と、初めてのことがあり、楽しかった。
・私は、医者になりたいと思っていて、体の作りや心臓の役目などを、学校よりくわしく教えてくれて、分かりやすかった。
第3日《9月3日(土)》 東京家政大学狭山校舎
講義④「多文化理解ってどんなこと?
-工作を通して様々な視点をもつ大切さについて体験してみよう!-」(はてな学・生き方学)
<子どもたちの感想>(抜粋)
・「多文化理解」ってはじめて聞いた。思わぬうちに、普通ではないことを普通と思っていたことが分かったり、知らない言葉などが出てきてびっくりした。
・外国の人がこんなに住んでいることが分かった。身近なところにも多文化理解があることが分かった。グラフで見ると、どうして減ったのかなどが分かると思った。
・世界には様々な人がいる。しょう害を持っている人など、そういう人たちが幸せになるような未来になってほしい。
修了式
<保護者の感想>(抜粋)
・赤ちゃんのお世話体験が印象に残ったようで、2日目の大学、終了してから1週間くらいはずっとその話をしていました。赤ちゃんはどれくらい重たくて~…、ドキドキするスピードが速くて~…こんなふうに抱っこして~…とくり返し話してくれました。学食もおいしかったようで「将来、ここの大学に入ってお勉強したい」と本人から言ってました。また来年も行けるチャンスがあったら行きたいそうです。知らないお友達もでき、知らない世界の勉強もでき、世界が広がったようです。ありがとうございました。
・今回で参加は2回目ですが、個人的には授業が学校より特化していて楽しいようで、あまり興味のない内容でもやはり引きつけられる様子です。いろんな内容を掘り下げて行う授業の方が、集中力もつき、子供でも大人と同じように、面白いことに親身になり伝えてくれる先生方の熱量が感じられているように思いました。また来年も参加希望のようです。ありがとうございました。いろいろな授業を増やしていただきたいです。
・娘が将来の夢として社会福祉の仕事に興味があるので、2日目の看護の講座と実習が特に面白かった様です。昨年度の狭山市の子ども大学にも参加させて頂いたのですが、実際に大学のキャンパスに行き、思っていた以上に色々な学部がある事や、選択の幅が広がる事を知るきっかけになったと思います。また、体を動かす事も好きなので、初日にラグビーの体験ができて楽しかったと話していました。また今年度の子ども大学さやまにも参加したいと言っているので、申し込みをしようと思っています。3回に渡り、お世話になりました。娘が貴重な体験ができた事をうれしく思います。ありがとうございました。
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