精神保健福祉の原理にゲストの方が来てくださいました

7月19日(金)「精神保健福祉の原理」の授業に、ゲストとして東京都精神保健福祉家族会連合会(東京つくし会)副会長の植松和光さんをお迎えしました。

子どもさんが精神疾患となって家族として困惑した経験、専門職に支援を受けたこと、家族会との出会いや子どもさんの自立など、実際の体験に基づいて生の声を聞かせてくださいました。
家族会のサロンで互いに支え合うことの意義、家族会として行政や専門職にソーシャルアクションをする重要性についても、とても具体的で説得力のあるお話を聞かせていただきました。

後半の学生との質問や意見交換でも、きょうだいはどのように感じていたのか、本人の自立に向けて専門職と家族の役割は違うのか、といった具体的な質問が多くあり、活発なやりとりがなされました。
これまでの授業で、病気や制度の歴史、家族支援について学んできた成果が大きく出ていました。
専門職として何を大切に学んでいったらよいか、1人ひとりの学生が考える機会になっていたと思います。

学びはじめたばかりの学生にわかりやすいお話をしていただき、ありがとうございました。

東京つくし会(東京都精神保健福祉家族会連合会)ホームページ
https://ttsukushi.sakura.ne.jp/
   
     
       一覧へ戻る