10月6日、１年生「精神保健福祉の原理」授業に神奈川精神医療人権センターの三瓶芙美さん（精神保健福祉士）と、ピア相談員のくーちゃん、おーちゃん、風書さんの４名の方が、ゲストスピーカーとして来てくださいました。

神奈川精神医療人権センターは、NPO法人さざなみ会が運営する全国でも先駆的な活動です。
精神障害のある当事者の皆さんを中心に、実力をもったソーシャルワーカー（精神保健福祉士）などが活躍されています。
安心して精神科医療や地域生活支援を受けられるように、電話相談や病院訪問などの権利擁護活動に取り組まれていること、ピア相談員の皆さんの体験談などが話され、後半には学生とのやりとりが活発に行われました。

ピア相談員の皆さんが真剣に取り組まれているのと同時に、演劇などの趣味活動や対人交流によって、日常生活を豊かに楽しむ工夫が伝わってきました。
学生たちにとっては、精神障害のある方の日常や思い、専門職に求められている姿勢について、視点が広がる機会になったようです。

関心のある方は、神奈川精神医療人権センターのホームページ（https://kp-jinken.org/）もご覧になってみてください。