公認心理師「心理実習」を行いました(さいたま少年鑑別所)

感染症の関係で、今年度もさいたま少年鑑別所の方々が来校され、本学内にて心理実習が行われました。

実習では、少年司法制度や鑑別の流れ、法務技官や法務教官の役割等についてお話しいただきました。また、最新のデータと照らし合わせながら、少年鑑別所に入所する少年の非行の傾向や地域の方からの相談の実情についても教えていただき、少年と関わる際に注意して見ている点、意識していること等についてもお話しいただきました。

~学生レポート~
「鑑別」では少年の特性を理解し、面接や心理検査等を基に分析・解釈を行っていることを学んだ。さらに行動観察や外部情報など様々な切り口から少年と関わることで、短い期間でも効率的に非行に至った背景や今後の指針を定めることができるのではないかと感じた。(本学学生S.Oさん)

非行少年の情報や非行の背景は本人から聞いた話や心理検査の結果だけでなく、普段の生活の行動・様子など様々なものから読み取ることができることを学んだ。また、鑑別において少年の心情だけでなく自分の心情を把握しておくことで、自分の今の受け取り方がいつもより穏やかであるかそうでないかを考えて少年との接し方を柔軟に変えるというお話が一番印象に残った。(本学学生M.Fさん)

   
     
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