歩いている最中に, 床に着いた足を滑らすと後方に転ぶ可能性があります.本学の平田恵介助教と埼玉県立大学大学院のグループは,床とフラットに埋め込まれたトレッドミルで人工的に足が前方に滑る環境を作り,滑り速度に対して歩く速度が速い時と遅い時で, 滑った後の反応が異なるかを検証しました.その結果,滑り速度よりも遅く歩く時は,滑る足側の股関節が前に開いている人がバランスを崩さず歩き続けられていました. これにより,歩く速度が遅くなりがちな高齢者の転倒の予防リハビリテーションのターゲットに関する知見を得ました.
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健康科学部 リハビリテーション学科 助教
平田 恵介