先輩の声
先輩に聞く「学び」活用術
~ 家政大だからできる「学び」。「自分の“好き”」の見つけ方を聞いてみよう ~
栄養科 S.M.さん
家政大は「自分の可能性を広げられる場所」です。
Q1.自分の「好き」を見つけるきっかけとなった授業は?
Q2.実習授業やプロジェクトの魅力は?
Q3.サポートしてくれた先生はどんな人?
Q4.家政大の"学び" を活かすには?
卒業生の声
栄養士(保育園)
短大 栄養科 卒業 T.K.さん
こだわりの素材で調理した料理を、子どもたちが楽しみに、本物の味を受け入れてくれた時は最高の気分です。
給食の実務を学んだ「給食管理実習」
東京都内で栄養士の資格を取得できる大学を探し、家政大学を知りました。オープンキャンパスに参加したところ、都内とは思えないほど豊かな緑に囲まれていて、先生からも先輩方からも、あたたかい雰囲気が伝わってきました。短大はカリキュラムの密度が濃く、とても楽しくて充実したものでした。とくに、「給食管理実習」はいま仕事をしていて、あらためて役に立つ内容だったと感じています。家庭で作る料理と違い、大量の食材を扱うことはこれまでにない経験で、それだけにここで学んだ管理の方法は、とても新鮮でした。
食育に興味をもち保育園への就職を希望
将来の進路については、最初の頃は病院で栄養士として働きたいと考えていました。しかし、病院での学外実習を受けるなかで、私のやりたい栄養士の仕事は他の場所にあるのではないか、という思いが強くなってきました。それは、「給食管理実習」の授業を受けもってくださっていた先生から「保育園で働いてみないか」と連絡をいただいたのがきっかけで、保育や教育の現場で食育を通して子どもたちに関わっていきたいと思うようになったからです。そこで、アドミッションセンターで栄養士の募集情報を集めたり、先生方に相談したりしたところ、採用予定のある保育園を紹介していただきました。就職活動で、先生からご紹介があることは、私にとって心強い味方になりました。普段の勉強だけでなく、卒業後についても先生方がいろいろと相談に乗ってくださり、こうした親身な対応は家政大学ならではのことだと、いまも感謝しています。
「おいしかった」という声は子どもたちからのお礼
保育園に就職して最初に担当したのは、0歳児の離乳食作りでした。最初は離乳食の作り方がよくわからず、先輩の栄養士やベテランの調理員さんに教えていただきながら、ポイントを覚えていきました。というのも、同じ0歳児でも子どもによって成長の度合いが違うからです。そのため保育士さんと話しあい、園児一人ひとりの様子を見ながら与える食事を決めていきました。栄養士になって1年目から、子どもの成長にとって食事が果たす役割がいかに大きなものかを学ぶことができました。2年目になると、離乳食を終えた子どもたちが食べる幼児食の献立にも関わらせていただけるようになりました。素材の本物の味を子どもたちに味わってもらえるように心がけています。味噌汁も、かつお節と昆布でしっかりだしをとって作っています。子どもたちが「おいしかった」と言ってくれるのは、私たち栄養士へのお礼だと受けとめ、いつもうれしく思います。これからも、もっと食べることへの関心を高めてもらいたいと願っています。
取得した取得資格
- 栄養士
- フードスペシャリスト