保育科

 

先輩の声

先輩に聞く「学び」活用術

~ 家政大だからできる「学び」。「自分の“好き”」の見つけ方を聞いてみよう ~

保育科 K.T.さん

家政大は「良い仲間に出会える場所」です。

Q1.自分の「好き」を見つけるきっかけとなった授業は?

A1. 1年生の時に受講した「子どもの歌と伴奏」という授業です。
幼い頃からピアノを習っていましたが授業で初めて弾き歌いを経験し、最初は伴奏と歌を合わせることに苦戦しました。 先生に同じ曲でも伴奏を変えることで違った雰囲気の曲にできることを教えてもらい、自分なりに“どうしたら子ども達が楽しく歌えるか”を考えることが楽しくなりました。 自分の伴奏に合わせて友だちや実習先の子ども達と歌うことの楽しさも感じることができ、私は弾き歌いをすることが大好きになりました。

Q2.実習授業やプロジェクトの魅力は?

A2. 保育科は1年時から保育現場での実習を受けることができ、保育に関して学んだ事を結び付けて直ぐに現場で実践できることが魅力だと思います。 プロジェクトに関しては、1年時に学園祭で保育科の出し物があり、「南中ソーラン」に参加しました。他にもダンスや漫才などがあり、自分の“やってみたい!”を行える場でした。保育科全体で作り上げていくので、今まで話せなかった友人や先輩とも繋がりを持つことができ、ミュージカルができる保育総合表現という授業があることを知り受講するきっかけにもなりました。また、自分自身の気持ちを相手に素直に伝えることができるようになり、この経験が自分自身の成長にも繋がったと感じています。

Q3.サポートしてくれた先生はどんな人?

A3. 私にとって保育科の先生はどの先生も信頼できる存在です。 クラス会では先生と生徒が一緒に学内でピザパーティーを行い、授業外でも沢山コミュニケーションを取ることができました。保育科には学生一人一人のことを見守ってサポートし、私たちと一緒に何事も取り組んでくれる先生が大勢いらっしゃいます。 また、先生が保育者だった頃の子どもとのエピソードを聞く度に「子どもって凄いな、面白いな」と思いながらも、学んだ通りにはいかない難しさを知り、それも魅力だと感じました。保育科の先生に出会えたことで保育者の仕事って素敵だなと、感じることができました。

Q4.家政大の"学び" を活かすには?

A4. 色んなことに興味を持って、どんなことにも全力で真剣に取り組むことが大切だと私は思っています。 葉っぱを使って草履や笛などを作る「草遊び」について学ぶ授業では、学内が自然豊かな為沢山の遊び方を知ることができ、体育の授業では年齢・性別など関係なく誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」を体験することができました。 様々な分野の先生が大勢いらっしゃって、色んなことを学ぶことができる環境が整っていることは家政大の魅力だと思っています。 環境が整っているからこそ自分が色々なことに興味を持てば大学で幅広く学べ、大学で学んだことが保育者になった時に自分自身の財産になると思います。

私の好きな授業

保育実習指導Ⅱ

短大 保育科 卒業生

授業では、少人数のグループに分かれ、マジックショーを行いました。マジックや演出法を調べてグループで練習し、みんなの前で発表します。この経験を通じて、環境設定のポイントや、演じるうえでの注意点、マジックが子どもたちに与える影響などについても考察しました。楽しみながら保育技術が身につくのはもちろん、子どもについても深く考えることができたので、心に残っている授業です。早く社会に出て幼稚園教諭になりたくて、短期大学を志望したので、こうした実践的な授業は大きな自信にもなりました。

幼児保育演習

短大 保育科 卒業生

私の保育観を大きく変えた授業です。とくに、乳児に対する見方が変わりました。高校の頃までは、「子どもは可愛い」「元気をくれる存在」という印象がありましたが、授業を通して「子どもは本当にすごい存在である」ということがわかりました。印象深かったのは、どんなに小さな子どもにも心があり、大人の気持ちを素直に感じ取る力があるという点です。だからこそ、保育者の気持ちや態度、言葉づかい、行動などがとても重要になります。子どもの気持ちを考え、子どもに寄り添うことの大切さを学びました。

保育総合表現

池上 真知子 短大 保育科 (卒業)[保育士]

授業では自分たちでミュージカルを制作し、発表しました。保育とは関係ないと思われがちなダンスや音楽、演劇などが、実は保育と深い関わりをもっています。私は身体を動かすことが苦手だったのですが、先生方の指導を受けるなかで表現することの楽しさを知りました。「表現とは自分に向かうこと」という先生方の言葉どおりに、自分と向き合えた貴重な時間でもありました。公立保育園の保育士になりたいという夢がかない、今後は保育士として子どもや保護者と向き合い、受けとめ、周囲とコミュニケーションを取れるようになりたいと思っています。

卒業生の声

保育士

短大 保育科 卒業 黒長 優衣さん

授業で作った遊び道具は、保育現場で大活躍。「ほめる保育」を実践するため笑顔で接する毎日です。

早く社会に出て仕事がしたいという思いから短大を選択

中学生のときに幼稚園で職場体験をしたのがきっかけで、幼稚園の先生になりたいと思うようになりました。大学進学についても保育科のある大学への進学が希望で、数校のオープンキャンパスや学園祭に行きました。家政大学の学園祭(緑苑祭)に行ったとき、児童音楽研究会「たんぽぽ」のミュージカルを見て、子どもたちと楽しそうに接している先輩たちの姿にすっかり感動してしまい、「この大学に入りたい」と思いました。また、家政大学短期大学部では保育士と幼稚園教諭の資格が取れることも、早く社会に出て仕事がしたいと考えていた私にとっては魅力的でした。短大では、毎日朝から夕方まで授業がびっしり詰まっていましたが、たいへんだと感じたことはまったくありませんでした。むしろ、どの授業も興味深く、新しい知識や技術を得られる楽しみで満ちていました。短大時代に作ったさまざまな遊び道具は、いまの保育でも使っているくらいです。

実習先で園児たちにふれ、保育士の楽しさを発見

就職に際しては、保育園か幼稚園かで迷いました。私自身が幼稚園出身なので、入学するまでは幼稚園の先生になろうと思っていました。でも、短大で保育園と幼稚園にそれぞれ2週間ずつ実習に入り、実際に園児たちにふれてみて、保育園もいいなと思うようになりました。実習を受けたのは、私の自宅近くの園でした。それでも短期間の実習だけでは十分には分からないし、他の園の様子も見てみたいと思って、自宅近くの園を自分で探しボランティアの申し込みをして、3日間ずつ入ることにしました。私は、仕事についたら「ほめる保育」がしたいと思っていました。というのも、小学校のときの通知書に「笑顔がすてきです」と書かれていたことがあり、それが本当にうれしくて、これからも笑顔を大事にして、いつも笑顔でいられるようになろうと思った経験があったからです。ほめられて気分が悪い人はいませんし、ほめられたことが自信につながると思います。最終的には、短大の実習で入った保育園に就職することを決めました。先生方がみんな元気で明るく、子どもたちと一緒に走って遊んでいる姿が印象的だったからです。この園でなら、私がやりたかった「ほめる保育」ができるだろうと思いました。子どもたちと長い時間一緒にいられる保育士は私にあっていると思います。


取得した取得資格

  • 保育士
  • 幼稚園教諭2種