「保育の計画と評価」保育科1年前期(保育士必)
○保育における様々な計画の特徴や意味を実際の保育の様子に触れながら学びます。また、秋の幼稚園教育実習に向かい、7月には「手遊びと絵本の指導計画」を作成し、グル-プワ-クで全員が模擬保育をしました。
○それぞれのグル-プで「保育者」として緊張しながらも一生懸命に模擬保育をする学生、「子ども役」として楽しそうに手遊びをしたり絵本をみたりする学生...笑顔と学びがたくさんのひとときです。
○何人かの学生は、皆の前で模擬保育をしました。
○学生の声
〈模擬保育を実践してみて〉
・指導計画を細かく書くことによって、活動がすごく円滑に進みました。現場を鮮明に想像して書くことで活動の展開が順序よく進むので、指導計画の作成はとても重要なことだと気づきました。
・絵本を選ぶ際に、子どもたちが興味を持ち、理解しやすい内容を考慮しました。絵本を読みながら、絵の見せ方や声の抑揚を使って物語をより鮮やかに伝えるように心がけました。
・計画的な準備と工夫をすることで、子どもたちの興味や関心を引きつけることができ、手遊びや絵本の読み聞かせは、子どもたちにとって楽しい豊かなものになると思いました。
〈友達の模擬保育を見て〉
・自分では考えなかった表現や考え方を友達から知り、さらに自分で考えることができました。
・保育者役の友達が笑顔かそうでないか、絵本の登場人物によって声色を変えるか変えないか、子どもに問いかけるか問いかけないかによって、子どもが楽しめたり、集中したりできるのだと感じました。
(授業担当:榎本眞実)