保育科の実習教育に関する講演会をおこないました。

6月28日(水)に中部学院大学・中部学院大学短期大学部の実習教育研修会に招聘され、「幼稚園・保育実習評価票の現状と今後の動向」と題した講演をオンラインで行いました。

本学の保育科(児童学科)では、全国に先駆けて実習用ルーブリックを研究開発し、2019年より実際に実習中や事前事後学習で活用しています。また、それをICT化し、学生・教職員がPCやスマートフォンから活用できるシステムにしています。

こうした実習教育は、保育科(児童学科)オリジナルの仕組みです。今回は、この取り組みが他大学から評価され、講演することとなりました。実習教育では学生の振り返りを支援し、自ら振り返る力をつけることを本学では大事にしていること、ルーブリックはきわめて有効な方法で学生が成長できるツールであることを、保育科の実習教育を事例にお話ししました。

また、2022年にはサンロフト社のnanotyをベースに「電子実習記録」を開発し、その研究成果もお話ししました。近未来の保育者は、「保育データ(保育記録)を読み解き、実践に活用する能力」が必要になってくると思います。

保育科・児童学科の実習教育では、こうした新たな専門性の育成にも取り組んでいます。

(教員:尾崎 司)

講演会画像.pdf

   
     
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