親睦を深め、卒論にも取り組む ―ゼミ合宿―
理論言語学の考えに基づいて子供の母語獲得について研究している根本ゼミでは、9月9日から11日にかけてゼミ合宿を行いました。
4年後期は卒業を前にした集大成の時期で、卒業論文の執筆に加え、近隣の保育園で行う幼児に対することばの観察(データ収集)活動があり、これまでの学修の成果が求められます。幼児に対することばの観察活動では、ターゲットとなる文法事項や言語現象などについてしっかりと学修しておく必要があり、ゼミ生たちはこれまでに読んだ論文の精査に余念がありませんでした。
学生の希望で山陰までの遠出となり、出雲大社を参拝し、出雲そば、ぜんざいなど山陰のグルメを楽しみ、親睦を深める機会となりました。
ゼミ生の感想
ゼミ合宿では、前期に読んだ論文をあらためて振り返りました。読んでから時間をおいたうえで改めてみんなと読む機会となり、有意義な時間でした。
4年前期で精読した論文をあらためて読み返す良い機会になりました。分からない箇所をたくさん質問することができ、理解が深まりました。また、ゼミ生たちとの親睦も深まり、有意義なゼミ合宿でした。
ホテルからの景色がきれいで、そのような部屋での夜の勉強は大変充実しました。根本先生とゼミの皆のおかげで楽しい大学での思い出となりました。
合宿中の一番の思い出は、みんなと見ていられないほどの眩しい朝日を見られたことです。私はこの瞬間を一生忘れないと思いました。残りの学生生活、卒論を完成させ、より充実させたいと思っています。
ゼミ生全員にとって念願だった寝台列車では、移動中の車内で就職活動や将来のことなど様々な話をすることが出来たり、綺麗な夜景を楽しむことができたりと、益々ゼミ生間の仲が深まる合宿になりました。