オープンキャンパスで、学生が授業紹介をしました。

79日(日)、オープンキャンパスが開催され、児童学科・保育科の説明会前に、学生が授業の紹介や説明会後の受験生との懇談をおこないました。

保育内容「環境」の授業で、パペットづくりやそれを用いたムービー作り、大学校内に設置されているナースリーや附属幼稚園の子どもたちと「色水あそび」を一緒におこない、その様子をまとめたドキュメンテーション(写真付き記録)を紹介してくれました。一緒に遊ぶことで、子どもは「色」ではなく「水」に興味を持つ子もいて、子どもの経験やあそびの世界を感じることができたそうです。

また、梅の実から梅ジュースを作ったり、植物栽培でバジル、プチトマト、朝顔、なす、マリーゴールドなど学生が栽培したいものを育てているそうです。ここで収穫した野菜を使ってピザづくりも予定していて、学生として体験する、みんなで楽しさを味わうということが保育現場に就職する前に経験できて良かったということでした。

実際に体験して学ぶ、実際に学んだことを実践に活かすということが、児童学科では学べる。
子どもの姿を学内で日常的に見ることができるところが、家政大の良いところ。−学科説明会の前に、学生たちが身をもって学科の魅力を語ってくれました。

学びの様子.JPG説明.jpg

学科説明会の後には、受験生との懇談もありました。
育児支援3年生の学生は、受験生と懇談した後、こう振り返ります。

「私も高校生の時、児童学専攻と育児支援専攻と迷ったことを思い出しました。だから、実際に高校生から聞かれて、共感することもあって。絶対、保育士になりたいという気持ち、保育士として専門性を高めたいけど、将来の就職のことを考えると、少し幅があった方がいいのかなって思って。育児支援専攻が、自分に合っていると思ったので決めたんです」と。

授業で、多文化保育や障害児保育、地域子育て支援などいろいろ幅広く学べることが選ぶポイントになったそうです。
この企画をした担当の佐藤康富先生と大西明実先生に、話を聞いてみました。

▶️佐藤先生「学生は仲間と活動を深める楽しさや、附属園の子ども達との交流から学んだ発見、保育者としての姿勢について自分達の言葉で語っていましたね。学生は自分たちの学びを語る機会を得て、日頃の学びを振り返るだけでなく、それが自信となり児童学科で学ぶことを誇りに感じたようです」

▶️大西先生「体験したことは、今後、自分の力となって発揮されます。学生が自分の言葉で語る姿を見て、保育者としての視点が備わってきているのだとあらためて実感しました」

次回のオープンキャンパスでも、引き続き、学生の学びを紹介する場・懇談できる場を設置していきます!(教員:尾崎 司)

   
     
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