キャンパスライフ・卒業制作
授業内容紹介
基礎造形
—オンライン授業から生まれたこと—
本学科は1年生の実習授業で広く様々な造形表現を学びます。
その中でもとてもユニークな実技内容として大切に組み立てている授業があります。
それが「基礎造形」です。
2020年度はオンラインでのグループワークやプランニングを経て、キャンパス内に作品を設置し、観賞、プレゼン、講評会を行いました。
*感染防止対策について、学園の方針・指針に沿った上で実施しました。
アートキャンプ
—アートと社会を考える—
造形表現学科の特色を生かした来場者も参加できるアートプロジェクトとして学生主体で毎年開催しています。
アトリエや教室とは異なる屋外空間で主体的にアートを体験します。造形表現の新たな魅力や社会のなかでの役割を理解していきます。
2024年度の告知ページはこちら(学生制作サイト)
学科シンポジウム
「卒業生の仕事の現場」
毎年、学科シンポジウム「卒業生の仕事の現場」として社会で活躍している卒業生を招いて、現在の仕事内容や普段の生活、学生時代の学修と今の仕事との繋がりなどをお話しいただくイベントを開催しています。学生にとってライフデザインについて考える貴重な機会となり、各自の就職活動の上でも大変参考になります。
学外研修
学外研修で本物にふれる
造形表現と社会の関わりや役割について広範な知識と教養を深めるため、学外研修(展覧会鑑賞、工場見学、古美術研修、海外美術研修、アートプロジェクト等)を時間割外に参加希望者に対して行います。プロジェクトへの参加や体験等を通じて主体的に学ぶことで、学生自身が将来の社会的・職業的な自立を見据えるきっかけを与える「未来支援プロジェクト」の一環として実施します。
イタリア文化・美術研修 (参加希望者のみ)
世界遺産であるアッシジでのキリスト教文化、西欧最古のボローニャ大学との文化交流、フィレンツェを中心にルネサンス美術についての3つの柱を軸に研修を行います。イタリア諸都市を巡り、その文化や芸術が生まれてきた土壌を体感することで異文化についての理解と教養を深めます。美術研究として 単位認定されます。
ローマ、アッシジ、オルチャ渓谷、ボローニャ、フィレンツェ、ヴェネチアなど 多くの 都市を巡り、ルネッサンス美術を中心に研修。
ベネツィア・オルチャ渓谷でスケッチ・フィレンツェ・ボローニャ大学で文化交流
京都・奈良美術研修
主に奈良、京都の古美術、古建築、伝統的町並みを対象にして、現地で4泊5日の研修を行います。
現地研修では、対象をつぶさに観察しながら、撮影、スケッチ、資料収集を行い、それについて
ミーティングで報告しディスカッションが行われます。美術研究として単位認定されます。
福島会津美術研修
主に福島会津地方の古美術、古建築、伝統的町並みを対象にして、現地で2泊3日の研修を行います。
卒業制作
学生による自主企画で展覧会を開催します
卒業制作展を学外での学生の自主企画展覧会として開催しています。 企画・運営から作品カタログ制作まで学生主体で行い、毎年多くの観客を集めています。 4年間の思いや表現・技術を詰め込んだ展覧会です。作品を作るだけではなく、社会へアートを発信する場の作り方を学びます。卒業制作は、各自が入学してから学んできた美術のさまざまな分野の中で、一番興味があり、自信がもてる分野を選び、取り組みます。専門分野ごとのゼミで制作研究を深めながら、年間を通じて制作します。多方面の分野にわたる指導が必要な場合は、他の分野の教員の指導も受けることでき、領域横断的な制作を行うことも可能です。
卒業制作・論文題目一覧
- 絵画(油絵・日本画・版画など)
- 陶芸(器、陶板、照明、オブジェなど)
- 染色(タペストリー、パネル、テキスタイルジュエリーなど)
- 織物(タペストリー、ファイバーワーク、テキスタイルアートなど)
- 金工・ジュエリー(金属による造形、装身具など)
- グラフィックデザイン(絵本、ブランディング、イラストなど)
- デジタルデザイン(Webサイト、デジタルコンテンツ、メディアデザインなど)
- 住環境デザイン(住宅、集合住宅、図書館など)
- インテリアデザイン(住宅、家具、食雑貨、遊具など)
- 彫塑(彫刻、フィギュアなど)
- 映像(写真、ビデオ、アニメ、インスタレーションなど)
- 芸術学(芸術論、美術史などの論文)
2022年度卒業制作展について
※一般公開の予定です。
新型コロナウイルス感染症の状況によって変更の可能性があります。
(写真は過去の様子)